◆8番議員(鷹羽琴美)
 皆さん、こんにちは。
 お昼御飯を食べた後で、おなかが膨れて、眠い時間帯ではあると思いますけれども、ここは一つ、目の覚めるような質問で、皆さんに1時間、お付き合いいただけたらと思います。
 議長のお許しをいただきましたので、先に通告しました「暮らしやすいまちづくりを目指して」について、自民クラブの一員として質問をいたします。
 大府市では現在、第6次大府市総合計画の策定に取り組んでいるところであります。それに先立ち、5月には、本市に在住、在勤、在学されている方で構成する市民等委員と市職員が七つの分野に分かれて意見交換を行う「まちづくり懇話会」の第1回が開催され、私たち市議会議員もキックオフの講演会と、事務局より第6次総合計画の策定方針及び大府市の現況について報告を受けました。その説明の際、SDGs(エスディージーズ)についても触れていました。
 SDGsとは、サステーナブル・ディベロップメント・ゴールズの略称で、日本語では「持続可能な開発目標」を意味します。
 2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までの国際目標のことを指しており、1「貧困をなくそう」、2「飢餓をゼロに」、3「すべての人に健康と福祉を」、4「質の高い教育をみんなに」、5「ジェンダー平等を実現しよう」、6「安全な水とトイレを世界中に」、7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、8「働きがいも経済成長も」、9「産業と技術革新の基盤をつくろう」、10「人や国の不平等をなくそう」、11「住み続けられるまちづくりを」、12「つくる責任 つかう責任」、13「気候変動に具体的な対策を」、14「海の豊かさを守ろう」、15「陸の豊かさも守ろう」、16「平和と公正をすべての人に」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」の17の目標と、169のターゲットが設定されています。3年前に採択されながらも、日本ではまだまだ認知度が低いため、昨年の夏には外務省が、お笑いタレントの古坂大魔王ふんする歌手、ピコ太郎さんを起用して、PPAPのSDGsキャンペーンバージョン動画を作成し、話題になったようですが、この中に御存じの方はいらっしゃるでしょうか。
 また、今年10月に金沢で開催された日本女性会議でも、SDGsを紹介するブースがあり、前を通った際に、この17の目標のロゴが目にとまりました。このように、SDGsに関して、最近ようやく、ちらほらと目にしたり、耳にする機会が増えているように感じます。
 そこで、1点目の「大府市が目指すまちづくりについて」、お尋ねします。
 これからのまちづくりにおいて、SDGsを達成するために地方自治体が果たす役割は大きいと思われますが、1項目目、SDGsをどのように捉えているか、及び2項目目、SDGs達成のためにどのような取組をするのかについて、お答えください。
 次に、2点目「大府市の公共交通について」、お伺いします。
 私たち自民クラブは、去る11月19日から21日にかけて、行政視察を行い、福岡県久留米市の「セーフコミュニティについて」、熊本県菊池市では「菊池市の交通体系(コミュニティバスとデマンドタクシー)について」、そして、大分県別府市では「別府市空家等対策計画について」、調査研究してまいりました。
 菊池市では、以前は補助金運行路線バスが市街地と郊外を結び、市街地内での移動にはタクシーを利用していました。しかし、郊外地域行きのバスは利用者が少なく、高額な補助金を投じていたため、発想の転換で、市街地の中を巡回バス「べんりカー」が走り、郊外との往来はデマンド型の「あいのりタクシー」にしたところ、地方部において、毎日、1日中運行しているコミュニティバスは、1便当たりの乗客が3人で成功と言われる中、平均11人以上を5年連続で記録し、その取組が顕著であるとして、平成22年に国土交通大臣賞を受賞しています。
 菊池市の人口は平成30年10月末現在で4万9,113人、面積は276.85平方キロメートルであり、大府市と比べて人口は約半分、面積は約8倍なので、一概に比較できませんが、「平成29年度版おおぶの統計」によりますと、大府市の循環バスも、直近5年間の1便平均乗車人員は12から13人であり、3人で成功なら、大成功と言えることになります。
 しかしながら、市民の声でよく聞かれるのは、循環バスの利便性の向上です。既に十分取り組んでいただいているとは思いますが、改めてお尋ねします。
 1項目目、循環バスの利便性向上についての取組はどうか、お答えください。
 また、循環バスではなかなか時間の都合が合わず、利用しづらいという市民の声もよく聞こえてきます。菊池市では、デマンド型の「あいのりタクシー」が1日3便、決まった時間帯での利用という条件付きの運行で、利用料金は市街地までの距離に応じて200円から1,200円まで幅があり、通常のタクシー料金との差額を市が負担する仕組みになっていました。また、特別なシステムは導入せず、従来のタクシー会社のノウハウを活用し、経費を抑える工夫がなされていました。
 そこで、2項目目は、デマンドタクシーについての考えはどうか、お尋ねします。
 さて、私がスローガンに掲げております「暮らしやすいまちづくりを目指して」について質問をするに当たり、地元である北崎地区について、聞かないわけにはまいりません。
 というわけで、地元からの声を反映すべく、3点目「北崎地区のまちづくりについて」、順番に尋ねてまいります。
 北崎地区は、北尾、近崎、北尾新田、井田の四つの地区に分かれています。
 中でも、井田は、名古屋市緑区に隣接した市境で、自治区としては北崎自治区なので、本来なら神田学区であるべきところですが、北山学区で北山コミュニティに属している複雑な地域であり、開発途上で、地域住民の方からは、「ここは見放されている」といった嘆きの声が聞こえてきます。
 井田地区は、ぶどうや梨といった果物の栽培が盛んな地域で、元々、乱開発を防ぐため、市街化調整区域として都市計画決定された地域ですが、最近では工場が増えているようです。
 この地区には、北崎地区の主要農業用水(愛知用水)の一旦貯水池となっている北崎大池がありますが、地域住民の方から、「雨水及び井田地区の工場排水が、この北崎大池に流入する構造となっているのではないか。北崎大池の耕地整理は、昭和40年代初めに施工開始しており、恐らく、当時は工場誘致など想定していなかったので、井田・北尾新田地区の雨水を流入させる構造になっていると思われる。原因は不明だが、今年の春先にコイやフナが死んでいるのを見ており、このまま工場排水が北崎大池に流入し続けると、刈谷市のカドミウム汚染のように北崎大池工区の農作物が食べられなくなってしまうのではないか心配だ」という声が上がっています。
 農家にとって、最も大切な要素の一つである水の安全性が守られることは、非常に重要であると考えます。また、今後、農業と工業が共存・共栄していく上でも、必要不可欠であります。
 そこで、1項目目、北崎大池を利用した北崎地区の農業用水の水質及び安全性はどうかについて、お伺いします。
 次は、公園についてです。
 現在、北崎地区の公園は、大府みどり公園しかないため、住民が「快適で潤いのある都市生活」を送れるような環境になっていません。昭和40年頃から入居が始まった四十八団地や労住協団地を始めとする地域住民の高齢化も進んでおり、健康維持のために、辰池周辺に整備された散策路でウォーキングを楽しむ人は増加傾向にありますので、「この付近に健康器具等が整備された公園があるといいなあ」という声を地元の方々からいただいています。
 また、北崎地区の子供たちにとって、気軽にボール遊びができるような広場はなく、子供らしく、元気に伸び伸びと遊べる環境が整っているとは言い難い状況です。昔は、神田住宅跡地でキャッチボールをしている子供の姿もあったようですが、ここ数年はそうした利用ができず、現在では民間による保育園の建設予定地となっています。
 さらに、以前は大府みどり公園付近に専用グラウンドを建設しようという構想があったと伺っておりますが、今では幻と化しています。
 そこで提案なのですが、神田小学校給食室の西に広がっている農地部分を、多目的グラウンドにしてはいかがでしょうか。
 イメージとしては、近隣住民が徒歩や自転車で気軽に来ることができ、みんなが集う憩いの場となるような、公園に併設されたグラウンドです。ここを多目的グラウンドにすることによって、地域住民の方々が「快適で潤いのある都市生活」を送れるようになり、北崎地区の公園不足の解消にもつながります。
 そこで、2項目目、多目的グラウンドの必要性についての考えはどうかについて、本市のお考えをお聞かせください。
 最後に、3項目目として、商業振興に対する取組の進捗状況はどうかについて、お尋ねします。
 前回、6月議会で「衰退した商業を補うために、どのような方策が検討されたか」について質問した際、「神田住宅跡地へのスーパーマーケットの誘致について、7事業者に対してヒアリングを行ったが、いずれも出店は困難である」との答弁をいただきました。
 あのときは、まるで7人から振られたような気分になり、とても寂しかったと記憶しておりますが、そうこうしている間に、先ほども述べましたとおり、神田住宅跡地には民間の保育施設が建設されることになりました。それはそれで、子育て環境が整い、大変喜ばしいことですので大歓迎ですが、6月の答弁では「本年度、新たな買物支援策の検討を進める上で、北崎地区の皆さんへのアンケート調査やヒアリングを行い、ニーズの把握に努めるとともに、民間事業者が行っている宅配サービス、買物代行や移動販売などの情報を集約し、具体的な利用方法についての説明会を開催するなどの支援を検討していきたいと考えております」とのことでしたので、しつこいと思われるかもしれませんが、暮らしやすいまちづくりを目指して、諦めず、何度でも粘り強くお尋ねしてまいる所存です。
 ずばり、あれから半年たった今、進捗状況がどのようになっているかをお尋ねし、私の壇上からの質問を終わります。

○議長(早川高光)
 お答え願います。市長。

◎市長(岡村秀人)
 私から、御質問の「暮らしやすいまちづくりを目指して」の1点目「大府市が目指すまちづくりについて」の1項目目「SDGs(持続可能な開発目標)をどのように捉えているか」及び2項目目「SDGs達成のためにどのような取組をするのか」についてお答えし、その他の項目につきましては担当部長が答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。
 SDGsは、多様なステークホルダー、いわゆる利害関係者の参画と連携により、将来を見据えた持続可能な社会の実現を目指す、国際的な統一目標でございます。
 この概念は、本市がこれまで積極的に進めてまいりました多様な担い手による「協働のまちづくり」や、本市が市制施行以来、一貫して掲げております「健康都市」の概念及び取組の方向性とまさに一致するところであり、現在策定しております第6次大府市総合計画の中でも、SDGsとの連携について検討しているところでございます。
 第6次大府市総合計画では、持続可能なまちづくりの推進を策定方針の一つとしております。本市の持つ自然資源、人的資源、歴史的資源を有効に活用し、雇用の確保、子供を産み育てやすい環境づくり、元気な高齢者の活躍の場づくりなどの施策を総合的かつ包括的に推進することで、将来にわたって持続可能で活力あるまちづくりを進めることが重要な視点であると考えております。
 また、基本計画における各施策をSDGsの17の目標に体系的に位置付け、一覧性を持たせることで、相互の関連性の「見える化」も図ってまいります。
 まちづくりの最上位に位置付けられる総合計画に基づき、健康都市としての本市独自の特色ある取組を包括的に進めていくことが、将来にわたって持続可能なまちの実現、ひいてはSDGsの達成にも資するものと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。

○議長(早川高光)
 都市整備部長。

◎都市整備部長(近藤晃司)
 私から、御質問の「暮らしやすいまちづくりを目指して」の2点目「大府市の公共交通について」の各項目と3点目「北崎地区のまちづくりについて」の2項目目について、お答えいたします。
 始めに、2点目の1項目目「循環バスの利便性向上についての取組はどうか」についてでございますが、本市の循環バスは、平成12年11月の運行開始以来、バス遅延の対応や利用者からの要望を取り入れながら路線改正を行い、より使いやすい循環バスを目指して改善に取り組んでまいりました。
 本市では、来年9月に予定している路線改正に向け、「時間短縮を考慮したルートの設定」「商業施設・病院利用者の利便性向上」「鉄道駅の拠点化」「近隣市町への乗り入れ」などを改正の基本方針として、豊明市の名鉄前後駅及び東海市の上野台への乗り入れや、大府駅・共和駅への発着点の変更を含めた路線改正及び中学生の料金無料化などの案を作成し、本年10月11日に開催しました大府市循環バス運行協議会にお諮りして、原案どおりお認めいただいたところでございます。
 現在は、工事中の豊明市道の開通後に行う国土交通省中部運輸局への路線改正申請などの準備を行っており、来年9月予定の改正が滞りなく行えるよう準備をしております。
 次に、2項目目「デマンドタクシーについての考えはどうか」についてでございますが、本市は、議員が視察に行かれた熊本県の菊池市に比べ、市域面積は約8分の1、人口はおおむね2倍で、人口密度が高いコンパクトな都市でありますので、市内全域に循環バスを運行させることが可能であり、集落から半径約250メートルの範囲にバス停を設け、また、高齢者の外出支援策として「ふれあいパス70」を発行し料金を無料にするなどの施策を実施し、高齢者を始め市民の移動手段としての大きな役割を担っております。
 現時点では、循環バスの利用者数は毎年順調に増加しており、デマンドタクシーを導入するよりも、継続して循環バスを充実させることが有効であると考えております。
 次に、3点目の2項目目「多目的グラウンドの必要性についての考えはどうか」についてでございますが、本市には、地域の子供たちの遊び場として、街区公園やちびっ子広場が各地域に配置されておりますが、ちびっ子広場や一部の狭い公園では、スペースが少ないため、キャッチボールなどのボール遊びをすることは、難しいところもございます。
 子供たちが球技などをできる場所として、本市では、多目的グラウンドや多目的広場を地域に設置しており、占用利用のある日曜日を除き、空いていれば誰でも利用できるようにしています。
 北崎地区には、多目的グラウンドや街区公園はございませんが、キャッチボールなどができる場所を考えると、北尾地区の源ヶ池広場や北尾新田地区の山之神社の広場など、街中にはない広場がございます。
 今回御提案をいただいた農地は、高低差があるため、数段に分かれており、1面のグラウンドとして利用するには造成が必要な場所である上、少年野球やソフトボール、サッカーなどができる多目的グラウンドとして活用するには、形状が悪く、面積も不足しております。
 この場所には、昨年度開催した北尾地区のワークショップに参加された皆様から要望の多かった、小さな子供向けの遊具のある広場を優先して整備したいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。

○議長(早川高光)
 産業振興部長。

◎産業振興部長(木學貞夫)
 私から、御質問の「暮らしやすいまちづくりを目指して」の3点目「北崎地区のまちづくりについて」の1項目目及び3項目目について、お答えいたします。
 始めに、1項目目の「北崎大池を利用した農業用水の水質及び安全性はどうか」についてでございますが、北崎地区の農業は、北崎大池等の農業用ため池を利用した水稲栽培が古くから行われ、昭和36年の愛知用水の通水後、安定した水の供給により、水稲に加え、本市の特産であるぶどうや梨といった果樹の栽培も盛んに行われるようになりました。
 一方、北崎地区の市道井田辰池線より西側地域につきましては、第3次大府市都市計画マスタープランにおいて工業ゾーンに位置付けているとともに、大都市近郊や幹線道路へのアクセスが良いことから、近年、工場が増えてきております。
 従来、北崎大池へは、北崎インターチェンジを含む上流域から、雨水や工場排水等が流入しておりましたが、昭和40年代に行われた土地改良事業において、上流域の排水が北崎大池に直接流入しないよう、用排分離施設を設置し、高根川を通じて境川に流れる仕組みとなっております。
 したがいまして、下流に広がる田畑へは、愛知用水の水が北崎大池を通じて供給されているところです。
 平成29年8月に環境課が実施したため池の水質調査の結果におきましても、北崎大池の水質に問題はありませんでしたし、北崎大池の水を利用する農業者からも、水稲の生育障害が生じているという声は聞いておりません。
 次に、3項目目の「商業振興に対する取組の進捗状況はどうか」についてでございますが、7月から9月までにかけて、北崎自治区の役員、老人クラブの北崎みどり会と井田みどり会の会員、そして、高齢者の見守りをしている北崎地区の民生児童委員、高齢者相談支援センターの方々に対して、ヒアリングを行いました。
 このヒアリングでは、生鮮食料品をどのように買っているのか、買物に不便を感じているか、宅配サービス、移動販売及び循環バスの利用などについてお尋ねしました。その結果、多くの方から、「現在は、自家用車や公共バスなどを利用して買物ができており、困っている状況ではないが、5年、10年先に運転ができなくなったときなどに困ってくる可能性がある」との御意見をいただきました。
 このことから、将来、買物に困ったときの支援のポイントは、「車に替わる移動手段の提供」と「買物後の荷運び負担の解消」であることが見えてきました。
 また、商品の宅配サービスや配食サービスを始め、移動販売や買物代行など、民間事業者が行っている買物サービスに関する情報につきましても、民間事業者を訪問するなどし、整理しているところでございますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、順番に再質問をしていきたいと思います。
 まず、1点目の「大府市が目指すまちづくりについて」、SDGsに関しては、特に再質問はございませんので、後で意見を述べたいと思います。
 次に、2点目の1項目目についてですけれども、循環バスについて、時間短縮を考慮したということで、新たなルートが来年の9月からスタートするという御説明がありましたけれども、どの程度の短縮が見込まれているのか、教えていただけますでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市計画課長。

◎都市計画課長(深谷一紀)
 時間短縮についてでございますが、先ほど都市整備部長のほうから申し上げました基本方針に基づきまして、各ルートでバス停の位置の変更などしております。比較的、渋滞の影響が少ないようなルートを設定するなどして、現行の時間帯からできる限り時間短縮を図るものとしております。
 特に、東コース、西コース、南コースは、10分程度、短縮をさせていただいております。北コース、中央コースにつきましては、現行とおおむね変更はございませんが、ルート変更で距離が一部延びている中ではございますが、その中でも、できる限り時間を短縮してルート設定のほうをしているというところでございます。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、時間を短縮するということで、ルートを見直されたということなので、恐らく今まであったバス停が廃止されたということがあったのではないかなと思うんですけれども、その地域の利用者の方への説明等はどのようになっているのか、理解が得られているのか、お答え願います。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市計画課長。

◎都市計画課長(深谷一紀)
 今回のルート改正等につきましては、まちトーク等での御意見とか、バス停留所の現在の利用状況、こういったものと運行時間などを考慮して、循環バス運行協議会に諮りまして了承を得て進めておるところでございます。今後も、広報紙等で周知するなどして理解を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、発着点を今までは市役所だったものをJRの大府駅及び共和駅に変更するということでしたけれども、循環バスが待機するには駅のロータリーが狭いのではないかなというふうにちょっと心配なんですけれども、その辺はどのように対応されるんでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市計画課長。

◎都市計画課長(深谷一紀)
 両駅でございますが、まず共和駅につきましては、現行のバス停留所の利用のほうを予定しております。
 大府駅につきましては、本年度、バリアフリー工事にあわせまして、区画線とか案内看板の設置など、一般車を誘導するなどしまして、駅前ロータリーの中で影響が少なくなるような対応のほうを検討しております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、次の質問です。
 現在の時刻表では、第1便が、東コースと西コースでは朝7時15分、北と南コースでは7時30分、中央コースでは8時に市役所を出発というのが始発ということになっているんですけれども、新たなダイヤではどのように変更されるのか、教えていただけますでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市計画課長。

◎都市計画課長(深谷一紀)
 新たなダイヤでございますが、東コース、北コース、南コースにつきましては、1便の前にゼロ便としまして、コースの中間から出発して、7時半頃にそれぞれの駅へ到着する便を新たに設ける予定でございます。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 では、7時半頃に、それぞれ駅に向かうということは、通勤とか通学に利用するお客さんを見込んでという改正というふうに理解してよろしいでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市計画課長。

◎都市計画課長(深谷一紀)
 先ほども申し上げましたように、まちトーク等でそういった御意見もございましたし、幅広く利用していただける方を見込んでの改正になっております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、先ほど中学生の料金を無料にするということも通ったというふうに聞いたんですけれども、この中学生を無料にするということの狙いというのは何なんでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市計画課長。

◎都市計画課長(深谷一紀)
 先ほども申し上げましたが、幅広い年齢層、世代に御利用いただきまして、将来的にも循環バスのほうを御利用いただける、そんなことを狙いとしております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 現在、主に利用されている方も、恐らくふれあいパスで、無料で使える70歳以上の方が多いのではないかなというふうに思うんですけれども、今回また、中学生の方も無料にするということで、利用者は増えるかもしれないんですが、逆に、ちゃんと利用料金を支払ってくれる層の利用者を増やすというような考えというか、そういったことの検討というのは、どのようにお考えでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市整備部長。

◎都市整備部長(近藤晃司)
 このたびの路線改正では、より多くの層の市民の方に利用いただけることを念頭にして計画しておりまして、有料利用者が増えることを期待しております。便の設定や駅を発着点としたり、豊明市や東海市への乗り入れなどの改正で、利用者が増えることを期待しております。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 では、続きまして、2点目の2項目目についてお尋ねします。
 デマンドタクシーについて、現在、豊明市の一部地域で高齢者向けの乗り合い送迎サービス「チョイソコ」というものの実証実験が行われているんですけれども、このような近隣市町の取組を参考に、今後本市においても、デマンドタクシーに関する調査研究などをしていくということを検討していく考えがあるかどうか、お答えください。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市整備部長。

◎都市整備部長(近藤晃司)
 先ほどの答弁でもお答えしましたように、本市ではデマンド型のタクシーよりも、循環バスを充実したほうが有利であるというふうに考えておりますので、そのように進めてはまいりますが、豊明市の状況については、現在も豊明市の公共交通会議に参加もしておりますので、利用状況などの情報は収集してまいりたいと考えております。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 続きまして、3点目の1項目目、北崎大池について再質問させていただきます。
 先ほどの答弁では、用排分離施設を設置しているので心配はないとのことでしたけれども、これはどんな状況でも雨水や工場排水が北崎大池に流入する可能性がないというふうに理解してよろしいでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。産業振興部長。

◎産業振興部長(木學貞夫)
 用排分離していますので、基本的には、平常時については、工場からの排水というのは、北崎大池に入らないようになっています。ただ、その工場から川に排出されるに当たって、開きょの部分、開いた部分もありますので、大雨が降ってそこからあふれるほどになると、その水が北崎大池に入るという可能性はございます。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 今のお答えを聞くと、すごい豪雨というか大雨が降った場合には、混ざってしまう可能性がゼロではないよということだったんですけれども、現時点ではそのレベルを想定したような対策というものの必要性についてはどのようにお考えですか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。産業振興部長。

◎産業振興部長(木學貞夫)
 対策といいますか、基本的にその工場の排水ですけれども、これは水質汚濁防止法、それから愛知県の条例、そういったもので排出の基準というのが定められておりますので、基本的にはその水というのはきれいな水でございます。ですので、万が一、大雨で排水路からあふれて北崎大池に入ったとしても、その水というのは問題ないというふうに認識いたしております。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 では、先ほど環境課のほうで水質の検査をきちんとしていただいているということだったんですけれども、例えばどのような項目を検査しているのかというのがわかればお答えいただけますでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。農政課主幹。

◎農政課主幹(小島忠幸)
 水質調査の項目としましては、環境省の基準に基づきまして、気温、水温、水素イオン濃度(pH)、化学的酸素要求量(COD)、浮遊物質量(SS)、溶存酸素量(DO)、全窒素(TN)、全リン(TP)、加えまして、透視度と臭気などを調査しております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 今、御答弁いただいた中を聞いていますと、ちょっと全部はきちんと聞き取れなかったんですけれども、先ほど、地域住民の方が心配されていたカドミウム等の有害物質についてが項目にないようなんですけれども、これは特に必要がないということなんでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。農政課主幹。

◎農政課主幹(小島忠幸)
 工場は、排出水の測定結果を記録保存する義務がございます。現在、測定結果については問題があったとは聞いておりません。なお、北崎地区は、カドミウムなどの有害物質を扱う工場などがないと聞いております。ですので、カドミウムなどの調査項目は特に必要ないと考えております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、今の答弁をお伺いしていますと、安心安全で心配がないよというふうに受け取れたんですけれども、今後、万が一、農作物の生育不良等、何か被害が出た場合というのは、改めて迅速に調査していただけるということでよろしいでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。農政課長。

◎農政課長(寺島晴彦)
 今後、生育不良等、農業被害が発生した場合なんですけれども、こういったときには環境課のほうが調査する予算のほうを持っておりますので、そちらで調査を行っていただきます。
 もし、調査の結果、異常がある場合は、県と調整して、対応のほうを一緒に考えていきたいというふうに考えております。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、次の質問に移ります。
 3点目の2項目目、多目的グラウンドについてなんですけれども、ちょっと私の聞き方が、多目的グラウンドという書き方をしてしまったものですから、ちょっと伝わらなかったというか、あれなんですけれども、多目的グラウンドというよりは、イメージとしてはもう少し規模が狭くて、具体的に言いますと、江端公園の中にあります運動広場というんですかね、そういった近隣住民の人が、車で来るための駐車場とかを整備する必要がなくて、徒歩とか自転車で気軽に来られるような、それぐらいの規模のグラウンドというか広場のイメージでお伺いしたかったので、今ここの、先ほど見せました場所は、面積としては約5,000平方メートルありますので、そういった利用でしたら、そんなに面積が狭いということはないのではないかと思うんですけれども、改めてそういった意味で、公園グラウンドみたいな形としての利用の必要性というのはどのようにお考えでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。緑花公園課長。

◎緑花公園課長(近藤豊)
 多目的グラウンドというよりは、江端公園のようなイメージということでしたが、北崎地区で運動のできる広い広場を考えてみますと、神田小学校の運動場、それから、大府みどり公園の芝生広場などが公のものとしてございます。
 また、横根地区にはなりますが、横根多目的グラウンド、それから二ツ池公園グラウンドといいました施設も近くにはございます。
 身近な場所でということであれば、先ほど答弁でもお答えしましたが、地域にある広場を御活用していただくことがよいのではないかというふうに思っております。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 先ほどの第1答弁のほうにもありました、この場所には北尾地域で去年開催されましたワークショップで要望の多かった小さい子供向けの広場、ちびっ子広場のようなものを優先して整備したいということだったんですけれども、確かそのワークショップの中の意見として、今回私が提案しました広場としての利用ということで、この場所をグラウンドで使いたいみたいな意見もあったと思うんですけれども、この点についての見解はどのようにお考えでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。緑花公園課長。

◎緑花公園課長(近藤豊)
 確かにワークショップの中で、この場所をボール遊びのできる広場とか、走り回ることのできるところというような、そういった意見も出ていたかと思います。
 また、そのワークショップの中では、同時に検討したエリアとしまして、地元でもグラウンドゴルフをやっている一部の人たちだけが知っているような、地域の人たちに存在を知られていない地域の所有する広場がこの場所にはありまして、ここを皆に知ってもらって活用できるようにというような意見もあったかと思います。
 この広場は、面積で言いますと、1,700平方メートルほどございまして、キャッチボールなどをするには十分なところだというふうに考えております。
 ワークショップの後の役員の会合などでも、この場所を子供たちが安全に遊べるような場所にしたいということで、そのような動きになったかと思います。既に広場のほうは、周りを自治会の皆さんで、生け垣のせん定をして見通しをよくしたりということで、安心して子供たちが遊ぶ場所として、自治会報などでもPRをしていただいており、子供が遊ぶ姿が最近では見られるようになっていると感じております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、同じ項目でもうちょっとお尋ねしますけれども、地域住民の皆さんが、このようなワークショップ等を行って、自主的に地域を整備して公園化に向けて一生懸命活動しているということは、まさに大府市が推進しようとしている協働のまちづくりのすばらしいモデルケースの一つであると思うんですけれども、こうした活動を市としてはどのように捉えていらっしゃるのか、お答えください。

○議長(早川高光)
 お答え願います。緑花公園課長。

◎緑花公園課長(近藤豊)
 ため池整備をきっかけとしまして、市の補助金などを活用しながら、地域の皆さんが協力し合って植栽の整備、それから、日常的な維持管理を行っていただいていると、大変すばらしい活動であるというふうに認識をしております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 現在、大府市のホームページにも掲載されております岡村市長の「『おおぶの7つの政策』ロードマップ」の中にも、地域の公園化については支援していくということが明記されていますけれども、今後どのように関わっていくのか、お考えをお聞かせください。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市整備部長。

◎都市整備部長(近藤晃司)
 今、緑花公園課長が答弁しましたように、ここの地区では、地域の皆さんが植栽とか草刈りとか、そういった活動をされておりまして、辰池を核として地域のコミュニティの活動がされております。
 これは、これからの地域の在り方のモデルになるものと考えておりまして、その活動を支援していくということで、今後もコミュニティの活動が先進的に継続されるように、市としましては後押しをするような形で関わってまいりたいと考えております。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、最後の再質問にさせていただきます。3点目の3項目目です。
 移動販売とか買物代行の民間企業が行っているサービスについて、現在調査中ということだったんですけれども、今現在答えられる範囲で結構ですので、そういったサービスが今どれぐらい利用されているかですとか、どんなものがあるかというのを、現時点で答えられる範囲でいいので、お答えいただけますでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。商工労政課長。

◎商工労政課長(杉江範久)
 現在、整理を進めているところでございますが、移動販売につきましては、民間事業者が専用の車を持ちまして、毎週木曜日に横根地区、それから北崎地区、ここの箇所を回って生鮮食料品を販売しておるというような状況で、なかなか少ないというところで、事業者も苦労されているというふうには聞いております。
 また、買物代行についてでございますけれども、市がシルバー人材センターへ委託しています「ねこの手サービス」、これがございまして、こちらにつきましては、75歳以上の一人暮らしの方、また、75歳以上の方だけで暮らしているような世帯を対象にしております。利用状況も、ぼちぼちというようなところを聞いている状況でございます。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、最後に意見を述べたいと思います。
 まず、1点目のSDGsに対する本市の捉え方と取組についてですが、首長官邸ホームページに掲載されている「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」には、「SDGsを全国的に実施するためには、広く全国の地方自治体及びその地域で活動するステークホルダーによる積極的な取組を推進することが不可欠である。この観点から、各地方自治体に、各種計画や戦略、方針の策定や改訂に当たってはSDGsの要素を最大限反映することを奨励しつつ、関係府省庁の施策等も通じ、関係するステークホルダーとの連携の強化等、SDGs達成に向けた取組を促進する」と書いてあります。
 また、平成30年6月15日、公募の結果、SDGsの達成に向けて、優れた取組を提案する29都市がSDGs未来都市として選定され、特に先導的な取組である10事業が自治体SDGsモデル事業として選定され、資金面での援助を受けるとともに、成功事例の普及展開等を行い、地方創生の進化につなげていくとのことです。愛知県では唯一、豊田市が、「みんながつながる ミライにつながる スマートシティ」といったタイトルで、SDGs未来都市に選定されています。
 大府市が応募したかどうか、ちょっと確認していないので存じませんけれども、選定されていないことはちょっと残念に感じます。
 しかしながら、先ほどの岡村市長の答弁によりますと、大府市がかねてから推進してきた協働のまちづくりや健康都市に向けての取組の方向性と合致しており、現在策定中の第6次大府市総合計画においても連携を検討しているとのことですので、安心いたしました。
 また、基本計画における各施策とSDGsの17の目標との関連性の見える化も図っていくとのことですので、期待したいと思います。
 また、市民の皆さんへの周知を図ることも重要かと思います。
 イマココラボというNGOの下、稲村健夫氏と福井信英氏が共同開発したカードゲームがあるそうです。「2030SDGs」というカードゲームで、これを体験するとプレイヤーは持続可能な開発がどういうものか知ることができ、個人や地域社会の経験を通じて、社会変革に必要かつ重要な要素についても理解できるとのことです。
 また、先月大府市との都市間交流協定締結式を行った新居浜市では、教育委員会がSDGsをわかりやすくまとめた新居浜版SDGsという小冊子を作成し、全小学5、6年生に配布したそうです。
 こうした取組も参考にしつつ、SDGs達成に向けた大府市ならではの取組の推進を期待します。
 次に、2点目、大府市の公共交通についてです。
 循環バスにつきましては、今までにも市民の皆さんの声を反映し、改善に取り組んでいただいておりましたが、来年9月には発着点がJR大府駅及び共和駅に変更されること、また豊明市の名鉄前後駅及び東海市の上野台への乗り入れ、また、通勤・通学でのもっと幅広い方の利用も可能であるという早朝、駅に向かうゼロ便の新設など、様々な改正が行われるということで、今まで以上に便利で快適な交通手段となることを大いに期待したいと思います。
 また、デマンドタクシーについては、現時点では導入を考えていないとのことですが、お隣の豊明市は面積が大府市よりも小さい23.22平方キロメートルといったコンパクトなまちであり、公共施設巡回バスも3コースで運行されているにもかかわらず、豊明市健康長寿課の支援を受けて、株式会社スギ薬局とアイシン精機株式会社の2社が共同で乗り合い送迎サービスの実証実験を始めています。
 こちらは菊池市とは異なり、専用システムを導入して、希望目的地や希望到着時刻を計算し、効率的な運用を行うとのことですが、大府市においてもぐるぐると大回りをする循環バスではなく、多少利用料金が高くなっても、目的地に効率的に行けるデマンドタクシーを利用したい人が少なからずいると思います。
 近隣市町の例にならいつつ、民間企業とも連携して、まずは吉田地区や北崎地区など市域の郊外を指定し、実証実験を行ってみてはいかがでしょうか。現在循環バスには多額な費用が投入されておりますが、発想の転換で循環バスを廃止して、全ての地区でデマンドタクシーを導入したほうがコスト削減になることがあるかもしれません。
 市民サービスの向上を目指し、今後とも公共交通についての調査研究を進めていただきたいと思います。
 最後は、3点目の北崎のまちづくりについてです。
 北崎大池の水質に関しては、現時点ではやれることは十分に行っており、安全が確保されていること、また、万が一の事態には迅速に対応していただけることが確認できましたので、この件について心配している地域住民の方には、その旨をお伝えし、御理解いただけるようにしたいと思います。
 また、多目的グラウンドというよりも運動広場についてですが、この場所に整備するには条件があまりよろしくないとのことでしたが、地理的には大府みどり公園と二ツ池公園の中間地点と言いますか、どちらからもほぼ同じ距離にあって、どちらに行くにも中途半端に遠い神田地区の人たちにとっては、ちょうどいい場所ですし、この周辺には住宅もたくさんありますので、この辰池周辺に運動広場やちびっ子広場、高齢者向けの健康器具やあずま屋など、公園として整備すれば、地域住民の皆さんは大喜びで利用すると思います。
 また、徒歩10分程度の場所には北崎保育園がありますし、再来年の4月にはこのすぐ近くの神田住宅跡地に民間の保育園がオープンしますので、園児たちがお散歩に来て遊ぶのにも最適だと思います。
 北尾地域の有志の皆さんが、辰池の公園化に向けて休日も返上してボランティアで池周辺の整備作業を懸命に行っているのはなぜだかわかりますか。
 「市が計画して、地域住民がこれといって頑張らなくても、勝手にどんどん開発されて、快適な環境が整っていく地域とは異なり、この地区では汗水流して懸命に取り組んでいる姿を行政に示さなければ振り向いてもらえないから、こうすることで公園の必要性を必死にアピールしているんです」、役員の方からこの言葉を聞いたとき、私は胸が熱くなるような、切ないような気持ちになりました。
 キャッチボールがしたいなら源ヶ池広場や山之神社の広場があるのではないかとおっしゃっていましたが、そういうことではないんです。
 赤ちゃん連れのママさんや元気な子供たち、健康を維持したい大人から高齢者まで、あらゆる年代の地域住民の皆さんが、笑顔で集うことのできる憩いの場となるような公園が必要だということです。
 私が子供の頃は、大府市の総人口は今よりずっと少なかったですが、神田小学校の児童数は、恐らく700人を超えていたと思います。それが、今では市内でも高齢化が進み、児童数は400人程度に減少しています。このままではお年寄りばかりになって、北崎地区が駄目になってしまうという悲観的な意見を頂戴することもあり、私もそれを聞くにつけ、悲しくなってしまいます。
 それでも、市内では比較的土地代が安いことも手伝ってか、新たに分譲住宅ができると、主に子育て世代の若い家族が購入し、じわじわと人口が増えてきているようにも感じます。近くに保育園もある。小学校もある。そこに素敵な公園が整備されれば、子育て環境も整っているということで、北崎地区を選んで移住してくれる人が増えるのではないでしょうか。
 北崎地区に限らず、恐らく吉田地区など、市内でも郊外と呼ばれる地区に住んでいる市民は、やはりどこか行政から見放されているといった、疎外感のようなものを少なからずお持ちだと思います。
 今年の東洋経済新報社の住みよさランキングにおいて、大府市は全国6位と華々しい評価をいただきましたが、北崎や吉田では、恐らく多くの方が「それってこの地区では実感ないよね」と思っているのではないでしょうか。同じ大府市の住民として、不平等感があることは大変残念であると思います。大府市の全ての人が本当に住みよさを実感できる行政運営を切に願います。
 最後に、商業振興についてですが、現時点では、都市計画法の厚い壁に阻まれて、北崎地区への商業施設の誘致に関しては打つ手なしとのことで大変残念なんですけれども、地域の声を聞きますと、やはり最初に出てくる願いはお店が欲しいということなんです。大府市の行政の方々は非常に有能ですので、移動販売や、ネット販売、配食サービス等、情報をまとめる一方で、この地区に商業施設が誘致できる方法を何とか見付けていただけることを願っております。
 北崎地区は、交通の要衝であり、立地条件もよく、ポテンシャルが高いといった御答弁を以前いただいたように記憶しておりますが、ポテンシャルが高いだけでは何ともなりません。行政にその隠れたポテンシャルを生かせる政策を打ち出していただき、顕在化させることで、北崎地区の更なる発展を導いていただきたいと思います。
 こうした郊外の発展が、ひいては大府市全体の発展につながり、本市が目指す「みんな輝き 幸せ感じる 健康都市」が実現できるのだと申し上げ、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。