◆8番議員(鷹羽琴美)
 皆さん、こんにちは。
 午前中、最後の質問となります。そろそろおなかがすいてきたなという方も、あともう少しお付き合いいただきたいと思います。
 議長のお許しをいただきましたので、先に通告しました「市民が利用しやすい地域ポイント制度とは」並びに「市民が利用しやすい公共交通機関を目指して」について、自民クラブの一員として質問いたします。
 始めに、1番目の「市民が利用しやすい地域ポイント制度とは」について、お尋ねします。
 今年の8月、私たち自民クラブは、早稲田大学と地方議員研究会の共催セミナーに参加し、「市民と創る地域ポイントシステムの実例と応用」について、調査研究してまいりました。
 地域通貨、地域ポイントと同じ意味になりますけれども、こちらの起源は、19世紀にイギリスのロバート・オーウェンが始めた労働証券に発祥しています。
 その後、1930年代、大恐慌時代の米国では、大量の失業者と国家の赤字、社会秩序の乱れがまん延して、市民が将来に不安を感じ、お金がしまい込まれて流通しなかったため、地域内の相互支援手段として地域通貨が発生しました。
 日本における地域通貨は、独自の発展を遂げ、流通通貨の経済活性化という本来の意義を超えて、福祉・介護・育児や救助、まちづくり、環境、教育といった非市場的で多角的価値を有する「モノ」や「サービス」に評価を付けることで、地域問題の解決につなげたり、地域の人々の安心と連帯感を醸成しつつ、地域コミュニティの再生を図ったり、地域活動を促進できるのではという期待感から、地域経済の活性化を図るためのツールとなっているとのことでした。
 地域通貨の取引対象は二通りあり、一つ目はサービスだけをやり取りするもの、二つ目はサービスとモノとを対象とするものです。
 また、交換の際の基準を計るための単位として、主なものは2点あり、一つ目は誰もが平等に持っている「時間」を単位とする場合、二つ目がサービスやモノの内容といった「経済的な価値」を単位とするものです。
 今回、実例として伺った主なものは、北九州市の「北九州市民環境パスポート」と、高知県で利用できるICカード「ですか」を使用した交通エコポイントの取組で、いずれも地域レベルで考える環境問題の解決の糸口として、環境に配慮したエコ活動を対象に地域環境通貨「エコポイント」がもらえるといったものでした。
 環境パスポートの概要は、空き缶・ペットボトルの回収や古紙回収、カーシェアリング、地域清掃など、環境にいいことをしてもらったエコポイントを、公共施設使用料や娯楽施設利用料、エコグッズの購入などに利用できるといった取組でした。
 「ですか」は、対象となる公共交通機関に乗車した場合に利用できるICカードで、1か月ごとの利用額に応じて「ですかポイント」が自動で加算され、ポイントに応じてできたCO2削減のデータを専用サイトで見ることができます。また、たまったポイントは、1ポイント1円換算で「ですか」にチャージできる仕組みとなっています。
 また、今年7月には、同じく自民クラブの行政視察として、新潟県長岡市に赴き、「タニタカフェによるにぎわいづくり」について、調査研究してまいりました。
 長岡市では、会員制の「ながおかタニタ健康くらぶ」を発足し、継続して取り組める健康づくりの機会を提供しています。年会費は3,000円、2年目以降は2,500円で、会員証として配布される活動量計を携帯して運動し、市内各所にあるリーダーライターにタッチすると活動量のデータが「見える化」され、自分のパソコンやスマートフォンでもチェックが可能となります。
 健康ポイントシステムとして、入会時ボーナスポイント、新規会員紹介ポイント、更新時ボーナスポイント、健康講座等参加ポイント、健康診断受診ポイント、体組成レベルアップポイント、体組成計計測ポイント、タニタカフェ飲食ポイント、「まるごとタニタ食堂」飲食ポイント、ウォーキングポイントの10種類があり、たまった健康ポイントは、健康グッズ、スポーツグッズ、地元農産物、商品券等に交換できます。原資は予算ベースで1,000万円ですが、ポイント交換をせずにため続ける人もいるため、実際の経費は500万円から600万円とのことでした。
 さらに、個人的に参加したセミナーで紹介された地域ポイントの事例として、兵庫県伊丹市では、市内の店舗で買物をするとポイントがもらえ、ポイントをためると加盟店で買物ができる地域通貨制度「いたみんポイント」を導入し、これを市営駐輪場の利用時に効率よくたまる仕組みにして、駐輪場の利用促進につなげ、放置自転車の削減に有効な取組をしています。
 静岡県清水町では、公共サービスの利用や町内の加盟店での買物、いろいろな地域活動への参加でたまる、使える「ゆうすいポイント」を導入し、地域で「ゆうすいポイント」を流通させることで、地元のお金が地元で使われるきっかけをつくるとともに、地域の人の動きが活発になることで、地域経済・地域コミュニティの活性化に貢献しています。
 また、兵庫県加古川市では、社会・地域活動への積極的な参加や、健康づくりに取り組むきっかけづくりや、継続して活動するための楽しみとして、「かこがわウェルピーポイント制度」を実施しています。学校園支援ボランティアや放課後子ども教室への参加でもらえるボランティアポイントと、がん検診や特定健診等の各種健診や健康づくり講座等の健康に関するメニューでもらえる健康ポイントの2種類があり、たまったポイントは、市内の小・中・養護学校への寄附や市の特産品との交換を検討中だそうです。
 さて、これまで様々な地域ポイント制度の取組事例を紹介してまいりましたが、ここで重要なのは、導入するに当たり、どういったシステムを選択するかです。
 北九州市では、既存ICカードを活用したクラウド型ポイントサービス「CocoCa」を利用したエコポイント制度を実施しています。
 長岡市の「ながおかタニタ健康くらぶ」では、会員証となる活動量計でポイント管理をしています。
 また、伊丹市、清水町、加古川市では、いずれも、株式会社フューチャーリンクネットワークが運営する地域情報サイト「まいぷれ」を採用しています。
 今回のセミナーにおける事例にはありませんでしたが、マイナンバーシステムを活用する方法もあります。自治体クラウドを活用して地域ポイントを管理し、様々なサービスを呼び出す共通ツールとして利用するための情報基盤である「マイキープラットフォーム」を活用することで、マイナンバーカードが各自治体の公共施設等利用者カードや地域ポイントカードとして利用できるようになり、マイナンバーカード1枚で様々なサービス利用が可能になります。地域ポイントを地元の商店街で利用可能にすれば、地域経済の活性化も期待できます。
 このように、地域ポイント制度には様々なシステムがあり、導入に必要な経費と予算との兼ね合いもあるでしょうが、ポイント制度について熟考し、大府市が目指す地域ポイント制度に最適なシステムを選択するのが望ましいと考えます。
 そこで、1点目、地域ポイントをどう考えているか、お尋ねします。
 2点目として、おおぶ一生元気ポイントの取組状況はどうか、現状をお聞かせください。
 3点目は、今後の展開について伺います。
 1項目目は、「ながおかタニタ健康くらぶ」に相当する組織をつくり、長岡市と同様のポイント制度を導入する考えはあるか、お答えください。
 2項目目として、現在は健康づくり事業のみ、ポイントの対象となっていますが、ポイント付与の対象範囲を拡大する考えはあるか、お尋ねします。
 3項目目は、地域商店街との連携についての見解をお聞かせください。
 最後に、4項目目、市民にとって利用しやすい地域ポイント制度とはどのようなものであるか、お答え願います。
 次に、2番目の「市民が利用しやすい公共交通機関を目指して」について、お尋ねします。
 私のマニフェストの一つに「利便性の高い公共交通手段の充実」があります。現在、大府市内で利用できる公共交通機関として、ふれあいバス(大府市循環バス)がありますが、市民の皆さんから聞こえてくる声は、必ずしも「利便性が高い」とは言えず、岡村市長が取り組んでおられる「みんなで話そう 市民と市長のまちトーク」でも、地域住民の方々から、ふれあいバスに対する様々な意見や要望が挙がってきているのではないでしょうか。
 ふれあいバスの運行が始まった平成12年11月当初の運行目的は、自動車を運転しない方を対象に移動手段を確保するものであり、交通弱者のための福祉的な役割が大きかったと思います。そのため、他市町のコミュニティバスの場合は、バス停が幹線道路沿いに設置され、バス停までの距離が遠いケースが多いのに対し、ふれあいバスのバス停は、集落が半径250メートルの円に入るように配置されており、生活道路をくまなく運行する路線となっています。バス停が自宅近くにあるのは助かりますが、それゆえに、ぐるりと一周するのに時間が掛かり、行きたい目的地に直行できないというデメリットもあるわけです。
 しかしながら、運行開始から17年たった現在までに、大府市循環バス運行協議会に諮りながら、バスの増便や路線の増設、ルートの見直しを行うなどの改善を図ることで、年間利用者数は、運行当初の平成13年度が3万7,656人に対し、平成28年度の年間利用者数は18万4,728人と、約5倍に増えています。
 また、更に便利な公共交通手段へと向上させるため、豊明市との間で名鉄前後駅への乗り入れを協議していることや、JR線との乗り継ぎを考慮して、大府駅及び共和駅を発着点とする新ルートを検討していることも伺っております。
 そこで、1点目「ふれあいバス(大府市循環バス)について」、お尋ねします。
 1項目目は、交通弱者のみならず、市民全体にとって便利で身近な公共交通機関へと進化を遂げようとしている、ふれあいバスの運行の目的と役割をどう考えているか、改めてお聞かせください。
 続いて、2項目目は、今後ますます多様化する市民のニーズや苦情をどう把握して対応していくかについて、お尋ねします。
 次に、2点目の「オンデマンド交通について」、伺います。
 先日、建設消防委員会の行政視察で、千葉県成田市のオンデマンド交通を調査研究してまいりました。
 成田市では、民間の公共交通機関やコミュニティバス、その他移動サービスも運行していますが、民間バス路線の撤退や縮小により、高齢者が交通弱者となり、通院、買物、会合や交友する機会が失われつつあることで、閉じこもりや運動機能の低下が懸念されるため、まずは、交通不便地域、住宅地が点在する地域、民間の公共交通との競合がほとんどない地域、コミュニティバス以外のバスが通っていない地域の四つの条件を全て満たす北部4地区において、1回の利用料金を300円として実証実験が行われ、その後、料金や運行時間の見直し等が行われ、市内全域での運行が始まりました。
 主な利用は、集落点在地域から市街地地域への移動で、一般のタクシーなら4,000円程度掛かるところ、1回500円で乗れるので、とても安価です。
 これを大府市に置き換えて考えますと、面積は成田市よりかなり小さいので、一概には比較できませんが、ふれあいバスでは時刻が合わず、自分の好きな時間に出掛けたいという人にはとても便利ですし、乗合率によって変動するルートにも左右されますが、基本的には目的地まで直行できるので、ふれあいバスより時間短縮につながると思います。
 また、成田市が導入している、東京大学が開発したオンデマンド交通システムは、低コストでのサーバー運営ができ、大府市が利用することも可能であるとのことでした。
 そこで、お尋ねします。
 1項目目として、オンデマンド交通についての見解をお聞かせください。
 次に、2項目目、大府市への導入についての考えを伺います。
 最後に、3点目として、大府市が目指す公共交通機関のあるべき姿についてお尋ねし、私の壇上からの質問を終わります。

○議長(早川高光)
 お答え願います。市長。

◎市長(岡村秀人)
 私から、御質問の2番目「市民が利用しやすい公共交通機関を目指して」の3点目「大府市が目指す公共交通機関のあるべき姿とは」についてお答えし、その他の項目につきましては担当部長が答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。
 まちづくりにおける公共交通機関につきましては、高齢者の外出促進、地域活力の向上、中心市街地への人の誘導、低炭素化の推進などあらゆる場面に対処し、市民の移動手段の確保という観点だけではなく、健康やにぎわいづくりといった様々な分野において重要な役割を担っております。
 本市では、第3次大府市都市計画マスタープランに基づきまして、コンパクトシティ、公共交通ネットワークの構築により、高齢者や障がい者、子供など誰もが、車だけに頼ることなく、利便性の高い生活ができる生活圏の形成を目指しております。
 本市の循環バスは、平成12年11月に運行を開始し、市民の社会参加の促進及び公共施設への交通アクセスの向上を図ることを目的として運行してまいりました。そして、この17年間に路線改正やダイヤ改正を行い、より使いやすい循環バスを目指し改善に取り組んでおり、乗車人数も増加している状況にございます。
 循環バスの公共交通網に果たす役割は非常に大きいため、本市の実情や市民ニーズを考慮しながら、これからも、市民の身近な移動手段として、循環バスを鉄道、民間バス、タクシーと機能的に連携させるとともに、他市との連絡や大府駅及び共和駅を発着点とする案についても検討してまいります。
 今後も、公共交通ネットワークを充実させることにより、誰もが気軽に外出でき、より健康的な生活ができる「健康都市おおぶ」になることが、本市における公共交通機関のあるべき姿であると考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。

○議長(早川高光)
 健康文化部長。

◎健康文化部長(今村昌彦)
 私から、御質問の1番目「市民が利用しやすい地域ポイント制度とは」の各項目について、お答えいたします。
 始めに、1点目「地域ポイントをどう考えているか」についてでございますが、地域ポイント制度は、自治体などが行うサービスやイベントにおいて、市民の認知や参加を促進することを目指すもので、様々な目的で取組が進められており、健康促進・長寿支援、介護支援、環境保全・省エネルギー、地元産品購入、社会活動・市民活動など、公益性が高い事業において活用されています。インセンディブの付与で住民参加型の仕組みをつくり、政策目標を実現するための手段として利用され、住民の皆様へアプローチしやすく、その後の行動変容、継続支援を図ることができる有効な手法として期待できるものであると考えています。
 次に、2点目「おおぶ一生元気ポイントの取組状況はどうか」についてでございますが、本市では、平成27年度より新健康おおぶ21プランの重点プロジェクトで、「人の健康」や「家族・地域での活動」をつなぐ仕組みとして、おおぶ一生元気ポイント制度を実施しております。今まで健康づくりに関心の低かった方、わかってはいてもなかなか取り組めなかった方に、健康づくりへの参加に対しインセンティブを設けることで、健康づくりに取り組む市民を増やすことを狙いとしております。
 実績といたしましては、平成27年度参加実人数1,058人、ポイントカード交換2,448枚、昨年度参加実人数1,796人、ポイントカード交換3,467枚、本年度は11月現在でポイントカード交換約1,000枚となっております。また、ポイント交換協力店は、平成27年度43店舗、昨年度61店舗と増え、現在は65店舗となっています。
 本年度から、抽選会に参加した方だけに景品が当たる公開抽選会を見直し、地域の協力店でサービスを受けて交換したカードの中から、さらに抽選で景品が当たるダブルチャンス抽選といたしました。この見直しにより、参加者の増加を図るとともに、ポイント交換協力店での活用の促進も図っています。
 次に、3点目「今後の展開について」の1項目目「『ながおかタニタ健康くらぶ』に相当する組織をつくり、長岡市と同様のポイント制度を導入する考えはあるか」についてでございますが、本年度10月から1月までの4か月間、タニタヘルスリンクの活動量計を用いた「大府市健康プログラム」という実証実験を260人の方に御参加いただき実施しております。歩数や消費カロリー等を計測し、市役所、コンビニエンスストア、本年5月に包括連携協定を締結しているスギ薬局などに設置してある読み取り機を通して、活動量計に蓄積されたデータを送信し、専用サイトで活動量を視覚化しています。サイト上ではチーム間の平均歩数の比較もできるようにしており、参加者間の一体感や相乗効果も得られる取組としています。この実証実験の結果を検証し、「大府市健康プログラム」の更なる拡充を検討してまいります。
 次に、2項目目「ポイント付与の対象範囲を拡大する考えはあるか」についてでございますが、現在、本市が実施している「おおぶ一生元気ポイント」では、市が指定している対象事業である健康に関する教室やイベント、公民館等で行われる文化活動、スポーツ活動、特定健診、がん検診、歯科健診等に参加することでポイントを付与しています。そのほかにも、地域において自主グループで活動されているウォーキングやラジオ体操、ふれあいサロン等への参加もポイント付与の対象としており、若い世代から高齢者まで幅広い年齢層の方が日々の生活で気軽にポイントを得ることができる内容となっております。新健康おおぶ21プランに基づき、今後も対象事業の拡充に努めます。
 次に、3項目目「地域商店街との連携についての見解は」についてでございますが、おおぶ一生元気ポイントを10ポイントためると、地域の店舗で様々なサービスを受けることができるようにしています。現在、飲食店、薬局、理美容店、エステサロン、食品販売店等、市内の65店舗が、制度の趣旨に御理解いただき、協力店となっていただいております。また、御協力いただいている店舗や企業に対しては、ポスターやチラシ等で地域貢献していただいていることをPRすることで、地域商店街等と連携する仕組みとしています。
 次に、4項目目「市民にとって利用しやすい地域ポイント制度とはどのようなものであるか」についてでございますが、参加しやすくするため対象事業を広げ、市が指定するポイント対象事業への参加だけでなく、地域で活動している健康づくりの自主グループに御登録していただき、それぞれのグループ活動に参加するとポイントを付与するなど、身近なところでの活動でもインセンティブが届くように事業を展開しております。
 今後も、ポイント制度を活用して、より多くの方に気軽に健康づくりに取り組んでもらえるよう努めてまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。

○議長(早川高光)
 都市整備部長。

◎都市整備部長(近藤晃司)
 私から、御質問の2番目「市民が利用しやすい公共交通機関を目指して」の1点目及び2点目の各項目について、お答えいたします。
 始めに、1点目「ふれあいバス(大府市循環バス)について」の1項目目「運行の目的と役割をどう考えているか」についてでございますが、本市の循環バスは、平成12年11月に運行を開始して以来、小学生や障がい者及びその介護者も無料で利用していただいており、平成20年7月からは「ふれあいパス70」を発行して、高齢者の外出支援を図るなど、多くの市民の交通手段となるよう積極的に取り組んでまいりました。
 昨年度には、年間18万4,728人の方にふれあいバスを御利用いただいております。そのうち、「ふれあいパス70」の利用者は8万1,057人で、全体の約43.9パーセントを占めております。5年前の平成24年度と比較して2万1,380人増加しており、今後も、高齢化の進展に伴い、循環バスの利用者は増加していくことを想定しております。したがいまして、引き続き、市民の交通手段として福祉的な役割を主な運行目的といたしますが、循環バスの利用の可能性を広げ、より多くの市民の皆様に利用していただけるよう、改善に努めてまいります。
 次に、2項目目の「多様化する市民のニーズや苦情をどう把握して対応していくか」についてですが、循環バスに関する苦情や要望等につきましては、日頃より電話や窓口やメール等で市民の皆様からお聴きしており、苦情要望表を用いて管理し、早急に対応できることについては早急に対応し、また、運行ルートや時間など、大幅な改善等を要するものにつきましては、大府市循環バス運行協議会に諮りながら対応しております。また、本年度開催しました「市民と市長のまちトーク」では、ふれあいバスをテーマとし、「将来のまちづくりのために、ふれあいバスができること」として、市民の方々から意見を伺っております。こうしていろいろな形でいただいた御意見などを参考に、より充実した循環バスとなるよう、次回の路線改正を考えております。
 次に、2点目「オンデマンド交通について」の1項目目「オンデマンド交通についての見解は」及び2項目目の「大府市への導入についての考えは」については、関連がございますので、あわせてお答えいたします。
 成田市の面積は、213.84平方キロメートルと、本市の約6.4倍の広さであるため、市域の周辺部に暮らす方々にあっては、市街地までの交通手段がなく不便を感じられているものと思われます。
 成田市では、民間バスの運行が廃止された地域や民間バスが運行されていない地域の交通手段の確保を目的として、民間バス事業者の代わりに成田市がコミュニティバスの運行を行っており、民間バスと同等のサービス提供との考え方から、コミュニティバスでは高齢者に対する支援は実施していないため、交通が不便な地域の高齢者の支援措置としてオンデマンド交通導入の検討を進めたと聞いております。
 本市は、成田市に比べコンパクトな都市であり、市内全域に循環バスを運行させており、集落から半径約250メートルの範囲にバス停を設け、また、「ふれあいパス70」を発行し、高齢者の外出支援として料金を無料にするなどの施策を実施しております。
 現時点では、循環バスの利用者数は毎年順調に増加しており、オンデマンド交通を導入するよりも、継続して循環バスを充実させることが有効であると考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、まず、市民が利用しやすい地域ポイント制度について、幾つか再質問をしていきたいと思います。
 1点目、2点目は結構ですので、3点目の1項目目についてです。
 現在、実証実験として、一部の市民の方々が、「ながおかタニタ健康くらぶ」と同様に、活動量計を利用して活動量を視覚化する「大府市健康プログラム」を実施しており、その実験結果を検証して、この取組の拡充を検討していくとのことでしたけれども、長岡市のように、今後、会員制にして年会費をもらい、そこにポイント制度を取り入れるといった取組についての検討はされているのかどうか、お尋ねします。

○議長(早川高光)
 お答え願います。健康都市推進局長。

◎健康都市推進局長(林正実)
 大府市健康プログラムを担当しております健康都市推進局よりお答えいたします。
 今回、10月から1月まで4か月間なんですが、大府市健康プログラムというのを新しく始めるに当たりましては、ほかのまち、タニタと組んで取り組んでいるまちについては、ある程度調べました。それで、我々としては、どういうやり方をすればいいかということについて検討しました。
 まず、ほかのまちの良いところももちろんあるんですが、限界もいろいろと見えてきています。その限界を克服するためにはどうしていったらいいかという観点で設計をしております。今回は実証実験なので、それを踏まえて、また来年度以降、変えていこうと思っています。
 二つの観点があります。一つは、現役の世代に対してアプローチをしたいというのが1点です。二つ目が、金銭的なインセンティブなしでやろうというところです。
 この二つを実現するために、具体的に言いますと、企業や団体に声を掛けまして、参加者を募りました。そして、グループで参加をしていただきます。
 二つ目の金銭的なインセンティブなしでどうするかということなんですが、ゲームの要素を取り入れました。ゲーム性を付与するということですね。グループで歩数を競う。同じグループ内のメンバーの歩数がわかる。ほかのグループとの比較ができる。それから、東海道を歩くようなゲーム設定もしているんですけれども、そういうゲーム性を付与することで、何かお金に替えられるようなことが全くなくても、一定のターゲットに対しては非常に有効であるのではないかという仮説のもとに今やっています。
 今、半分ぐらい経過をしまして、ある程度、成果が見えてきております。成果が、非常にこれは、参加者が勝手に盛り上がるような仕組みづくりなんですけれども、一定の成果が出ていると思いますが、出ていない部分もあると思っています。やり方についても工夫があると思いますので、これは、来年度、また設計をし直していきたいと考えております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 今、実証実験の内容を詳しくお伺いしまして、そういったことがされているというのは存じておりませんでしたので、ゲーム性を持って、金銭的なインセンティブなしというのが、非常に意外と言いますか、新しい手法だなというふうに、少し意外に受け取りましたけれども、ゲーム性ということでありますと、比較的、現役世代、年配の方というよりも、若い世代の方のほうが取り組みやすいような印象を受けるんですけれども、どちらかというと、今までのこういった健康事業というのは、比較的、リタイアされた高齢者の方のほうが参加率が高いというふうに感じるんですが、その辺を考慮してのゲーム性の導入ということなんでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。健康都市推進局長。

◎健康都市推進局長(林正実)
 いろいろなやり方があると思いますが、現在は、あまり手間を掛けないやり方をあえてとっておりまして、40代、50代の特に男性に効果があるのではないかという仮説のもとにやっていまして、今のところ、比較的うまくいっています。若い世代、20代、30代、あるいは女性に対して普及するためには、また違った手法が必要かなと思っています。
 実は40代、50代の男性が、今までのいろいろな健康づくりの取組で一番うまくアプローチできていなかったそうなんですね。そこに対するアプローチの手法としては、一定の効果が出ているのかなと思っています。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 この事業について、今度、来年4月以降に大府駅前に完成予定の健康にぎわいステーションとの関連といいますか、その事業と何かやっていくようなことというのは考えていらっしゃるんでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。健康都市推進局長。

◎健康都市推進局長(林正実)
 健康にぎわいステーションに体組成計を置こうと思っています。それから、健康にぎわいステーションの指定管理者が行うであろうイベントを通じて、参加者が盛り上がるような仕掛けができたらいいなと思っています。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 では、続きまして、3点目の2項目目「ポイント付与の対象範囲を拡大する考えはあるか」につきまして、新健康おおぶ21プランに基づき、対象範囲を広げていくとの答弁でしたけれども、私の質問が言葉足らずだったようで申し訳ありません。
 私がお尋ねしたかったのは、健康事業だけではなくて、もっと多岐にわたる取組、例えば、先ほど例に挙げました高知県のように、公共交通機関の利用、大府市でしたら循環バスの利用でポイントがたまるとか、伊丹市では市営駐輪場の利用でポイントがたまるように、大府市でも市営駐車場や自転車駐輪場の利用でポイントがたまるですとか、加古川市のようにボランティア活動でポイントがたまるですとか、アローブや健康にぎわいステーション等の公共施設の利用でポイントがたまるといった、健康事業を超えてもっと幅広く対象範囲を広げていく考えがあるかどうかという意味でしたので、その点につきまして、改めてお尋ねします。

○議長(早川高光)
 お答え願います。健康文化部長。

◎健康文化部長(今村昌彦)
 1点目の御質問にお答えしたように、我々、ポイント制度につきましては、あくまでも行政目的を円滑に行えるようにするため、うまく進めていくためにやっている手段の一つだというふうに認識しております。
 今、議員がおっしゃられたのは、それぞれの市町でそれぞれの目的があってやっていることだと思うんですが、それを一緒くたにしてしまうと、何のためにポイント制を導入したのかと、目的が非常に曖昧になると思っております。
 例えば、公共交通機関を使っていただくために循環バスでやるとか、市営駐車場を使ったらポイントを付与するというのは、環境問題に配慮したとか、例えば、中心市街地の交通渋滞を緩和するとか、そういった目的があれば、それで、そこの市町村としては一つの役割だと思います。
 大府市が循環バスや市営駐車場をやるかどうかは、私の隣の都市整備部長に聞いていただいたほうがいいとは思いますが、今のところ、私たちはやはり、このポイント制度はあくまでも目的を達するための手段、そういった形で取り組んでいきたいと思っております。
 それと、もう一つ、やはり計画行政でございますので、第1答弁でも答えました新健康おおぶ21プラン、この中に重点プロジェクトとして、この健康ポイント制度を書いています。この中では、健康につながるということで、身体活動とか運動、健診だけではなくて、心の健康ということで、第1答弁でも申し上げましたとおり、文化活動とか、それから、外に出ていくことによって健康につながるだろうということで、ふれあいサロンですとか、地域活動、そういったものについても、単純な健康だけではなくて、少し広げていくというスタンスは元々持っております。
 ただし、中心的な考え方は健康づくりであると。そこからは、今のところきちんと線を引いていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 健康事業に関しましては、今おっしゃったように、目的を明確にして健康事業を進めて、健康づくり、健康につながるためということでやっているというのは、すごくよくわかるんですけれども、それぞれの事業で、健康のほうは、新健康おおぶ21プランに基づいて一生懸命やっていらっしゃるというのは、もちろん理解できるんですけれども、やはりそれ以外の部署、例えば今、例におっしゃられましたけれども、やはりお隣はお隣での目的があると思うんですね。それで、その目的を達成するために、その一助としてポイントシステムを導入するというのは、有効な手立てではあるのではないかなというふうに考えるんですけれども、他市町でもそれが有効だというふうに考えて導入しているということですので、そういったことを検討するというようなお考えはないんでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。健康文化部長。

◎健康文化部長(今村昌彦)
 何か隣で嫌な顔をされましたので、私がお答えしますが、先ほどの例の中でアローブの話もいただいております。アローブにつきましては、明日も関連する一般質問がありますから、簡単に答弁したいと思うんですが、あそこは非常に利用率が高いんですが、決してポイント制度があるわけではない。それから、図書館につきましても、同一規模の自治体で、平成27年度ですか、図書貸出数が日本一になりましたけれども、決して、ポイントを与えることによって、本を皆さんに借りていただいているわけではない。やはり違った工夫のところ、先ほど健康都市推進局長も申し上げましたが、ポイント付与以外でも、やはり魅力を高めるような手法というのは、これはいろいろな局面で考えていかなくてはいけないと。
 ですから、何でもポイントを付与して、それで何らかと交換してもらうということによって目的を達成するのではなくて、もっと有効な手立てがあればそちらで、本来あるべき姿でやっていくべきだというふうに考えております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、3点目の3項目目について、再質問させていただきます。
 こちらも、もしかしたら同様の答弁になってしまうかもしれないんですけれども、一応、お尋ねします。
 地域商店街との連携についての見解も同様に説明不足だったようですけれども、現在も地域の店舗が、おおぶ一生元気ポイントに関して御理解、御協力いただいているのは、存じております。
 私が意図するところは、清水町の「ゆうすいポイント」のように、商店街でお買物をすることで地域ポイントがたまり、そのたまったポイントを商店街での買物に利用できるといった地域ポイント制度についての見解ですので、その点について、再度お尋ねいたします。

○議長(早川高光)
 お答え願います。産業振興部長。

◎産業振興部長(木學貞夫)
 商店街で買物をしたときにたまるポイントということですので、私からお答えいたします。
 本市の場合は、昔、大商連スタンプというのがありまして、それが、その後、風車カードというものに変わりました。風車カードは、その加盟店さんで買物をするとポイントがたまるという仕組みだったんですけれども、これも3年ぐらい前に、平成26年だったと思いますが、そのときにもう廃止をされております。
 そのときの廃止の理由というのが、加盟店が少なくなったこと、それと、売上げにつながっていないということ、この2点が主な理由ということで廃止になったというふうにお聞きしております。
 要は、本市の場合は、商店街での買物ポイント、これを付与するということで、こういった仕組みで地域経済の活性化につながらなかったという実績がありますので、これは現在も変わっていないと思いますので、同じてつを踏まないという意味でも、現在のところ、そういったポイントをやるという考えはございません。よろしくお願いします。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、あまり期待もできなさそうなので、「市民が利用しやすい地域ポイント制度とは」につきまして、私の意見を述べさせていただきます。
 現在、大府市で実施されている地域ポイントの取組は、平成27年度から始まった健康事業を対象とした、おおぶ一生元気ポイントです。もちろんこれだけでも、今まで健康づくりにあまり関心のなかった方、また、健康づくりが大切だとわかってはいてもなかなか取り組めなかった方への動機付けになりますし、今年度4月1日より施行された「『健康都市おおぶ』みんなの健康づくり推進条例」の第8条にも市の責務として、「健康づくりに関する施策を実施しなければならない」とか、「健康づくりに関する意識の醸成及び向上に努めなければならない」とうたってありますので、大変意義のある取組であると思います。
 しかし、もっと幅広い展開をすることで、市民にとって、より一層利用しやすく、価値のある地域ポイント制度になると思うのです。おおぶ一生元気ポイントのように、シールを集めて台紙に貼るといった手法は、お子様にとっては、楽しく取り組めるスタイルなのかもしれませんが、大人の方にとっては、ちょっと面倒な気もします。
 元々、取組に対する意識の高い人ならともかく、関心の薄い方がたまたまお友達に誘われて、おおぶ一生元気ポイントの対象事業に参加してシールをもらったとしても、台紙には貼らずに、いつの間にかシールがどこかに行ってしまうということもあるのではないでしょうか。この中にも思い当たる方はいませんか。これでは、せっかくのポイントが無駄になってしまいます。
 しかし、地域ポイントがたまるカードを1枚に統一し、対象事業を拡大して、公共施設を利用したらポイントがたまるとか、市営駐車場を利用したらポイントがたまり、そのたまったポイントで利用料金を支払ったり、循環バスに乗ったらポイントがたまって、そのポイントでバス料金を支払うことができれば、市民の皆さんにとって便利になるとともに、公共施設や循環バスの利用促進にもつながると思います。
 さらに、地域商店街とも連携して、このカードが各店舗のスタンプカードの役割を果たせるとしたら、いろいろなお店のスタンプカードでお財布がパンパンになることもありませんし、カードを忘れてしまってレシートに押してもらうとか、ポイントの後付けができなくて、ポイントが無駄になることもなくなり、市民にとって大変便利でお得なカードとなります。そして、ひいてはそれが購買意欲につながって、お店にとっても、顧客の獲得や顧客データの管理に役立つ頼もしいカードになると思うのです。
 もちろん、導入に当たっては、それなりの経費が掛かりますし、どのシステムを選択するかによって金額も変わると思います。また、大府市がどういう使い方をしたいのかによって、どのシステムが適しているのかも変わってくると思います。
 正直なところ、その辺りの詳しいことは私にはわかりかねますし、セミナーでシステムの詳細に関する質問があった際も、講師の方が、「専門的で難しく、説明すればするほど、かえってわからなくなってしまうので詳しくは言いませんが、皆さんがやりたいと思うようなことは大抵できます」といった頼もしい回答がありましたので、是非とも優秀な大府市職員の方々に調査研究していただきたいと思います。
 また、経費について、原資をどのように捻出するか不安がある場合、地域サービス商社を活用するという選択肢があります。地域サービス商社とは、自治体が抱える政策課題に対して、地域メディア、地域ポイント、地域電力を活用し、新たな財源ゼロで解決するといった商社です。時間の都合上、詳しい説明は差し控えますが、簡単に言うと、電力の小売業への参入が全面自由化されたので、地域サービス商社がその地域で使う電力を調達し、市役所や公民館、公立の保育園や小中学校等の自治体公共施設の電気を地域電力へ切り換えることでできた削減効果を原資とするという考え方です。
 地域サービス商社については、今年の5月に勉強会に参加して説明を受けたのですが、取組としてはまだまだこれからといった印象を受けました。しかしながら、新たな財源ゼロでできるという点は大変魅力的だと考えますので、こちらに関しても、是非、職員の方々に調査研究していただき、熟考した上で、大府市にとって最適なシステムを選択し、市民にとっても、地域商店街にとっても、より使いやすく有効な地域ポイント制度を構築していただきたいと思います。
 また、とかく行政は縦割り感が強く、横連携が苦手と言われがちですが、ポイント付与の対象事業を拡大し、市民が使いやすい地域ポイント制度を実現するためには、現在担当している健康文化部のみならず、ポイント対象事業を担当する全ての部署の横連携が必要となってきます。
 是非ともしっかりと連携し、行政が一体となって新たな地域ポイント制度を構築し、それを活用することで、健康寿命の延伸や地域経済、地域コミュニティの活性化が実現できることを大いに期待しています。
 続きまして、ふれあいバス(大府市循環バス)についての再質問に移ります。
 まず、1点目の2項目目、苦情や要望等について、早急に対応できることは早急に対応しているとのことでしたが、具体的にはどのような事例があって、どう対応したのか、お聞かせください。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市計画課長。

◎都市計画課長(深谷一紀)
 バスに対する苦情・要望でございますが、先ほどの答弁にありましたとおり、電話や窓口等でございますが、主には電話でいただいていることが多いかと思います。
 早急に今年度対応しました案件といたしましては、バス停の視認性が悪いとか、そういった御要望もございましたので、バス停を移動したり、バス停付近の草刈り、こういったものにも対応しております。また、忘れ物等があったということもございましたので、対応させていただいております。
 そのほか、運転手に対する御指摘等もいただいておりますので、そういったことにつきましては、運行会社のほうへ連絡して対応をしております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 同じく、1点目の2項目目で、大幅な改善が必要なものについては、大府市循環バス運行協議会に諮るとのことでしたけれども、運行ルートや時間の見直し案を作成しているのは、どういった方々なんでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市整備部長。

◎都市整備部長(近藤晃司)
 運行ルートや時間の見直しにつきましては、利用者の意見をもとに、市の職員で作成しております。その作成したものをもとに、バス会社の方に実際に走っていただきまして、できるということであれば、それを案として決定しているということでございます。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 今、市の職員の方々が案を作成されているということでしたけれども、素人で考えますと、私たちが考えると、バス会社の方とか、そういった専門的な方が考えたほうが効率がいいのではないかなとか、いろいろと思ってしまうんですけれども、なぜバス会社等の専門家の方ではなくて、市の職員の方が作成しているんでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市整備部長。

◎都市整備部長(近藤晃司)
 循環バスは、福祉的な役割を主な目的としております。社会への参加を促すものでありまして、市民のニーズを一番把握しているのは市の職員と考えておりますので、市の職員のほうで案を作成することとしております。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 同じく、1点目の2項目目のところになりますけれども、他市町との連携ということで、豊明市へは前後駅への道が開通したら検討するということだったんですけれども、豊明市以外でルートの延伸を検討しているところはあるんでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市整備部長。

◎都市整備部長(近藤晃司)
 他市町との連携ということなんですけれども、他市町の循環バスを利用したり、既設の民間バスとかJRなどを利用して延伸していくことを考えております。その中でも、東海市に対してを主に検討している状況でございます。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 では、同じ項目のところで、現在、コースをまたいで乗車する場合には、待ち時間が長くて乗り継ぎが悪いとの御意見を伺っておりますけれども、発着点をJRの駅に変更する際には、そちらのバス同士の乗り継ぎについても見直しを検討されていくんでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市計画課長。

◎都市計画課長(深谷一紀)
 見直しのときには乗り継ぎのバス停を設けることなどを検討しておりますので、そういった乗り継ぎのバス停などを中心にバスの時刻の設定なども検討していければというふうに考えております。
 以上です。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 では、また同じ項目のところになります。
 利用者の中には、大府駅や共和駅が目的地といった方も多いと予想しますけれども、幹線道路を利用して短時間で駅まで行くという新しいルートの検討というのは考えていらっしゃいますでしょうか。

○議長(早川高光)
 お答え願います。都市計画課長。

◎都市計画課長(深谷一紀)
 幹線道路を利用して短時間でということでございますが、先ほども答弁がありましたとおり、市の循環バスは、やはり福祉的な役割を主として運行しておりますので、生活道路をくまなく運行していくものですから、どうしても運行時間には1時間掛かってしまうということでございますが、できる限り時間短縮ができるよう、ルートのほうは検討していきたいと考えております。
 以上でございます。

○議長(早川高光)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。

◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、「市民が利用しやすい公共交通機関を目指して」について、意見を述べさせていただきます。
 大府市循環バス、通称「ふれあいバス」は、運行開始当初、市民の社会参加の促進や公共施設への交通アクセスの向上といった、福祉的な役割を主な運行目的としていたため、バス停を細かく配置して地域をくまなく回っていますが、17年が経過した現在までに、市民の皆さんの様々な声を反映して、ルート変更やダイヤ改正を行うことで、より便利で使いやすい循環バスへと変化してきました。
 しかし、市民のニーズが多様化する中、改善の要望は尽きることはありません。少しでも早く、そして、より安く目的地へ到着できるオンデマンド交通が有効かと思い、調査研究してまいりましたが、市域が広く、住宅が点在する山間部を有するような地域では重宝されても、大府市のような狭い市域にはあまり適しておらず、視察後の建設消防委員意見交換会でも、新たにオンデマンド交通を導入するより、現在の循環バスを充実させるほうが望ましいという声が多く出ました。
 また、便数が少ないといった意見に対応するため、赤字が増えるのは承知と割り切って、思い切った増便を検討すべきという意見も挙がっていました。もしかしたら、増便が功を奏して、利用者の増加につながり、現在、利用者の半数近くを占めている「ふれあいパス70」の利用者だけでなく、乗車賃を払ってくれる一般の利用者が増加するかもしれませんしね。
 今後も、市民の意見や要望をきちんと把握し、それに対して、できること、できないこと、やらなければならないことをしっかりと見極め、小学生、障がい者及びその介護者、高齢者だけでなく、市民の皆さんにとって利用しやすい公共交通機関となるよう、他市との連絡やJR駅発着の新ルートの早期実現を切に願いまして、私の一般質問を終わります。