平成27年第 4回定例会  第2日目  平成27年12月8日(火曜日)


◆8番議員(鷹羽琴美)
 皆様、おはようございます。私自身、今回が2回目の一般質問ということで、いささか緊張しておりますけれども、心強い応援団も今日は何名か来ていただいておりますので、頑張ってまいりたいと思います。
 議長のお許しをいただきましたので、先に通告しました「大府市のシティプロモーションについて」、自民クラブを代表して質問いたします。
 先日、私たち自民クラブは、行政視察として、埼玉県蕨市の「中心市街地活性化について」、東京都町田市の「シティプロモーションについて」、東京都荒川区の「防犯カメラについて」、神奈川県綾瀬市の「郵送キット健診(スマホdeドック)について」の4項目について、調査研究してまいりました。
 中心市街地活性化については、大変お詳しい日高議員にお任せすることにいたしまして、私からは、シティプロモーションについて伺いたいと思います。
 さて、シティプロモーションとは、シティセールスと言われることもありますが、「まちだシティプロモーション基本方針」の中のお言葉をお借りすれば、「従来の行政が行う広報や観光プロモーションとは性質が異なり、行政と市民が協力しながら、都市の魅力を市内・市外に戦略的・継続的にアピールすること」であり、「市民は住むまちへの愛着や市民であることの誇りを育み、市外居住者にはそのまちへの関心と憧れを醸成し、中長期的に『このまちで暮らしたい』、『学びたい』、『働きたい』、『買い物や遊びに訪れたい』など、そのまちを選択させる力を強化すること」を目的としているものです。
 また、シティプロモーション自治体等連絡協議会のホームページを見ますと、「シティプロモーションは地域再生、観光振興、住民協働など様々な概念が含まれています。シティプロモーションの捉え方は多々ありますが、その一つは、そこに住む地域住民の愛着度の形成と考えます。その先には、地域の売り込みや自治体名の知名度の向上と捉えることも可能です。さらに、自らの地域のイメージを高め経済資源の獲得を目指す活動と考えることもできます。このようにシティプロモーションの取組は、多方面に広がっていく能動的な活動になります。シティプロモーションには、自治体にはない『営業』という要素が多くあるため、民間企業等の活動から多く学ぶ要素もあります。そこで、シティプロモーションに取り組もうとする自治体と、それを後方支援していく民間企業等の交流の場が必要と考えます」とあります。
 ここ数年間で、全国の多くの自治体がシティプロモーションを意識するようになりましたが、その背景には、人口減少や高齢化、それに伴って起こり得る税収の低下による財政悪化があります。
 現在住んでいる市民に対しては、「今後もずっと住み続けたい」と思ってもらえるような市への愛着心を高め、市外の住民に対しては、「このまちで暮らしたい」と感じてもらい、選ばれる自治体となって生き残っていくための手段として、シティプロモーションが注目されています。
 一般財団法人地域開発研究所の牧瀬稔氏は、シティプロモーションの具体的な取組を六つ挙げています。一つ目は、認知度を高めること(自治体の知名度向上)、二つ目は、情報交流人口の拡大、三つ目は、定住人口の獲得、四つ目は、交流人口の増加、五つ目は、既存住民がシビックプライド(都市に対する誇りや愛着)を持ち、市外への移出を防ぐこと、六つ目は、企業誘致等です。
 この六つをまとめて「都市や地域の売り込み」と称し、そして、この言葉の「売り込み」がとても大切であり、すなわち、「何を」、「誰に」売り込むのかが重要だとおっしゃっています。
 そこで、1点目「シティプロモーションについて」の1項目目の質問です。
 大府市では、シティプロモーションをどのように捉え、どのように考えているのでしょうか。
 次に、私が大府市のホームページでシティプロモーションについて調べたところ、以下の2点の取組が見つかりました。
 一つ目は、2012年10月1日に「おぶちゃんナンバープレート」の交付が始まったことです。このナンバープレートは、「WHO健康都市おおぶ」と「おぶちゃん」の認知度をより一層高めることを目的に製作され、原動機付自転車第一種など5種類が交付されています。
 二つ目は、第5次大府市総合計画の将来都市像である「みんな輝き 幸せ感じる 健康都市」の実現のため、市内外に「健康都市おおぶ」の個性や魅力を発信するシティプロモーションCMが制作され、ケーブルテレビやインターネットにて放映されています。
 そこで、2項目目の質問です。
 大府市では、今までにどのようなシティプロモーションの取組をして、どのような効果があったのか、お伺いします。
 さて、町田市においてのシティプロモーション活動は、町田市基本計画「まちだ未来づくりプラン」の進捗と推進を前提としたコミュニケーション活動です。2013年に策定された「まちだシティプロモーション基本方針」を基に、「まちだ自慢」推進計画が2014年3月に策定され、現在の主な活動は、情報発信となっています。
 具体的な取組としては、シティプロモーションをわかりやすくするため、「まちだ自慢」と称して、町田市に在住、在勤、在学若しくは町田が好きなら誰でも参加できる「まちだ自慢」サポーターを募集し、地域情報サイト「ぐるたび」などを利用して町田市の魅力を発信したり、ロゴマークを作成して、町田の魅力を市内、市外に発信する際、まちのシンボルとして、ポスターやインターネットなど、幅広い情報発信ツールが容易に使え、誰もが気軽に使用できるようにしています。
 大府市においては、今のところ人口は増加傾向にあります。今後も共和駅前のマンション建設などで人口増加が見込まれ、9万人を超える日もそれほど遠くはないでしょう。総務省の国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口を見ますと、大府市の2010年の総人口は8万5,249人で、10年前と比べると13.3パーセント増加しており、2035年の推計人口は9万1,694人となっています。しかし、2040年には9万1,497人となり、人口減少時代に入っていくことが予測されます。
 大府市にもいずれ必ず訪れるであろう人口減少、また、それに伴って起こり得る税収の低下による財政の悪化を未然に防ぐために、シティプロモーションへの取組は大変有効であると考えます。
 そこで、3項目目の質問です。
 今後、大府市のシティプロモーションとして、どのような取組をしていくのか、また、課題は何か、お答え願います。
 次に、2点目「市内外への発信について」、お伺いします。
 現在、大府市の広報活動における媒体は、広報おおぶ、ホームページ、ケーブルテレビなどがあります。
 平成26年度市民意識調査報告書を見ますと、「あなたは、大府市の広報紙『広報おおぶ』をお読みになりますか」という質問では、「毎回読んでいる」が61.1パーセント、「ときどき読んでいる」が32.0パーセントであり、合計93.1パーセントが広報おおぶを読んでいるという結果が出ています。また、「あなたは、大府市の行政情報・イベント情報などを主に何でお知りになりますか」という質問では、「広報おおぶ」が41.8パーセントと、ほかの媒体と比較して最も高い結果となっていることから、広報おおぶは、市民が市政の情報を得る手段として最も身近な存在であることがわかります。
 一方、これほどインターネットが普及しているにもかかわらず、「大府市のホームページ」と回答したのは、わずか5.3パーセント、そして、意外に侮れないのが「回覧板」で、25.8パーセントという結果が出ています。
 そこで、1項目目の質問です。
大府市のホームページや広報おおぶ等、多種多様な広報媒体をどのように効果的に活用して情報発信していくのか、お答え願います。
 次に、大府市は、平成23年9月1日から、30秒のシティプロモーションCMを制作し、ホームページ上の「おおぶムービーチャンネル」で公開しており、今年度は新たな取組として、「おおぶCMコンテスト」を開催し、「LOVE!OBU」をテーマとしたシティプロモーションCMを募集して、入賞作品を公開しています。
 また、町田市では、市内外から「まちだ自慢」サポーターを募集し、情報サイトを利用した民間による情報発信を行っています。
 そこで、2項目目の質問です。
 今後、大府市内外への発信について、新たな展開はあるのか、お答え願います。
 最後に、3点目「『おぶちゃん』の活用について」、お伺いいたします。
 「おぶちゃん」は、平成18年3月27日に大府市の健康づくりマスコットキャラクターとして、市民公募により誕生しました。
 大府市の様々なイベントに登場し、子供たちには大人気だと伺っておりますが、一方で、「ゆるきゃらグランプリ2015」での順位は、1,727件中974位であり、認知度は今一つという感が否めません。
 そこで、質問の1項目目、「おぶちゃん」の位置付けをどのように考えているか、お答え願います。
 また、大府市には、「おぶちゃん」以外にも、大府市の特産品である木の山芋のPRキャラクター「いもメン」や、知多半島の観光、産業、文化、自然などをPRするイメージキャラクター「知多娘。」の中の「大府あかね」がいます。
 そこで、質問の2項目目、他のキャラクターとの差別化をどのように図っているか、お伺いいたします。
 大府市では、平成23年から、地元野菜の地産地消と食育の推進を目的に、こども料理コンクール「ビストロおぶちゃん」を開催しています。また、今年の4月1日からは、知多半島初の取組として、在宅療養の高齢者等を対象に、質の高い医療・介護サービスを提供するため、医師団、歯科医師会、薬剤師会、行政等の多職種で大府市医療・介護ネットワーク協議会を設立し、対象者の診療情報や生活、介護等の情報をネットワーク上で共有するシステム「おぶちゃん連絡帳」の運営を開始しました。
 このように、「おぶちゃん」は、市が実施する取組のネーミングにも活用されています。
 そこで、3項目目の質問です。
 大府市における「おぶちゃん」の活用促進をどのように取り組んでいくのか、お答え願います。
 以上で、壇上からの質問を終わります。


○議長(深谷直史)
 お答え願います。市長。


◎市長(久野孝保)
 私から、御質問の1番目の「大府市のシティプロモーションについて」の基本的な考え方についてお答えし、各項目につきましては担当部長から答弁させますので、よろしくお願いいたします。
 全国的な人口減少、超高齢社会の到来、地方自治の進展などにより、定住や交流、企業誘致など地域間競争が活発化しており、地方自治体にはこれまで以上に自主性、自立性が求められています。
 本市の現状は、人口が毎年800人程度増加しており、高齢化率も本年4月現在では20.3パーセントと、全国平均と比較するとまだまだ若く、活力あるまちと言えます。しかし、いずれ本市にも必ず訪れる人口減少、超高齢社会を見据え、定住、交流などの促進に取り組む必要があり、シティプロモーションは重要なものと考えております。
 本市のシティプロモーションの取組は、市外の住民に対しては、交流人口の増加を目的に、「行ってみたくなるまち」から「住みたくなるまち」へ、市内の住民に対しては、市民満足度の向上を目的に、「自慢したくなるまち」、そして「住み続けたくなるまち」を目指して進めております。
 シティプロモーションについては、各自治体によってその取組や目的は様々です。本市では、情報発信、広聴機能、まちづくり施策、この三つの取組を連携して推進することにより、本市の魅力の向上に努めております。
 今後も、より魅力的な施策や事業を実施し、各種メディアによる情報発信などにより、市内外の皆様に「満足していただけるまち」、「選ばれるまち」づくりを推進するとともに、本市の都市目標である「健康都市おおぶ」を世界に発信してまいりたいと思いますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。


○議長(深谷直史)
 企画政策部長。


◎企画政策部長(池田裕一)
 私から、御質問の1番目「大府市のシティプロモーションについて」の1点目「シティプロモーションについて」及び2点目「市内外への発信について」の各項目について、お答えいたします。
 始めに、1点目の1項目目「シティプロモーションをどのように考えているか」、2項目目「今までにどのような取組をして、どのような効果があったのか」及び3項目目「今後の取組と課題は」について、関連がございますので、一括してお答えいたします。
 本市のシティプロモーションの取組については、市長の答弁で申し上げたとおり、全国的な人口減少、超高齢社会の到来等による地域間競争の活発化を見据え、「選ばれるまち」を目指すために積極的に取り組んでおります。
 これまでにも、本市の魅力を市内外に発信するために、映像情報番組「スマイルおおぶ」及びシティプロモーションCMを制作し、知多メディアスネットワークやインターネットチャンネルにて本市の重点事業などを放送してまいりました。さらに、本年度は、おおぶCMコンテストを実施し、「LOVE!OBU」をテーマに30秒のCM作品を募集したところ、市内外から作品が寄せられ、応募作品の中から優秀作品を選出し、ケーブルテレビとインターネットチャンネルで放送しております。
 また、本年度は、市制施行45周年に当たり、記念式典を9月1日に開催するとともに、全国都市緑化あいちフェアサテライト会場を設置し、「花と緑の健康ウォーキング」の実施や、本年12月5日から12月6日にて開催いたしました「おおぶこどものまち」など、多くの記念事業により、本市の魅力の発信を行っております。
 今後も、魅力ある事業の実施や映像番組の充実を図り、大府の魅力の発信に努めてまいります。
 続きまして、2点目の1項目目「ホームページや広報おおぶ等、多種多様な広報媒体をどのように効果的に活用して情報発信していくのか」についてでございますが、現在、広報おおぶで取り上げる特集記事の内容と映像情報番組の内容を連携させたり、ホームページ内にリンクを設けたりと、それぞれの媒体に合わせた情報発信に努めております。
 また、広報おおぶの中には、まちかど特派員によるコーナーを設け、市民目線の情報発信にも取り組んでおります。
 次に、2項目目「今後、新たな展開はあるのか」についてでありますが、新たな取組としましては、本年11月18日からJR大府駅構内に知多メディアスネットワークが設置いたしましたデジタルサイネージにおいて、行政情報の提供を開始いたしました。現在、このデジタルサイネージを活用し、ウェルネスバレー関係やイベントの情報を提供しております。
 今後も、多種多様な広報媒体の特性に応じた情報発信を行い、市内外の皆様に「満足していただけるまち」、「選ばれるまち」づくりを推進してまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。


○議長(深谷直史)
 健康文化部長。


◎健康文化部長(久野幸信)
 私から、御質問の1番目「大府市のシティプロモーションについて」の3点目「『おぶちゃん』の活用について」の各項目について、お答えいたします。
 始めに、1項目目の「『おぶちゃん』の位置付けをどのように考えているか」、2項目目の「他のキャラクターとの差別化をどのように図っているか」についてでございますが、関連がございますので、一括してお答えいたします。
 「おぶちゃん」は、平成18年に健康づくりマスコットキャラクターとして市民公募により誕生し、当時はイラストのみで、主に啓発ポスターやグッズへの挿絵として活用しておりました。
 平成21年には、WHO健康都市連合日本支部大府大会にあわせて着ぐるみを作製して、以来、春と秋の健康づくり週間での禁煙啓発キャンペーン、福祉・健康フェアなどの健康づくりに関するイベントを始め、産業文化まつり、挨拶運動や交通安全キャンペーンなどにも参加し、昨年度では年間50回のイベント等へ参加しております。そのほかには、市ホームページのトップページに「おぶちゃん」サイトへの入口を設け、サイト内では、おぶちゃんのおでかけスケジュールや日記を掲載し、情報発信にも努めております。
 「おぶちゃん」の位置付けは、その活動を通して市民の皆様に健康づくりを意識してもらうとともに、「健康都市おおぶ」を情報発信する健康づくりマスコットキャラクターとしており、市では商標登録も行い、公式なキャラクターとして差別化を図っております。
 また、御質問にもございますように、本市には、木の山生産組合の「いもメン」、「知多娘。」の「大府あかね」や、共和商業協同組合の「共和の金ちゃん」など、様々なキャラクターが活動をしており、それぞれの団体の活動啓発やイメージアップにつなげておられます。これらのキャラクターとイベントなどで一緒のステージに立つことも多くございますので、様々な機会を捉え、連携したPRや情報発信ができるよう努めております。
 次に、3項目目の「大府市における『おぶちゃん』の活用促進をどのように取り組んでいくのか」についてでございますが、「ビストロおぶちゃん」は、平成23年から、「食と農の親子体験隊」の1講座から「おぶちゃん」という名称を付けて「こども料理コンクール『ビストロおぶちゃん』」とすることで、参加者も増えており、小学生が参加しやすい食育のイベントとしてのイメージアップにつなげております。
 また、在宅医療連携で活用する医療・介護のネットワークの共有システムにおいても、通称名を「おぶちゃん連絡帳」とネーミングすることで、より身近なシステムとして活用できるようにしております。
 「おぶちゃん」は、本市の都市目標である「健康都市おおぶ」を実現するための情報発信、事業のPRなどの一端を担っており、今後もイベントへの参加やチラシへの挿絵による啓発に活用するほか、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、いわゆるSNSなど、新たな電子媒体を活用した健康情報の発信などへの活用も検討しております。
 今後も、様々な機会を通して「おぶちゃん」を活用することで、市民がより親しみやすく健康づくりに取り組めるよう、効果的な活用に努めてまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。


○議長(深谷直史)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。


◆8番議員(鷹羽琴美)
 それでは、いただきました答弁に対しまして、幾つか再質問させていただきます。
 まず、質問の1番目の1点目の1項目目「シティプロモーションをどのように考えているか」につきましては、承知いたしました。
 また、2項目目の今までの取組については大変よくわかりましたが、その取組による効果について、何か具体的な成果がありましたら、お答え願います。


○議長(深谷直史)
 お答え願います。企画政策部長。


◎企画政策部長(池田裕一)
 答弁で申し上げましたが、一番はやはり、今でも人口が大府市は増えていると、これが我々の狙っているところといいますか、大府市に良いイメージを抱いていただけていると、市内外の方に。
 それで、具体的にどのような作戦といいますか、一般的にこの要因という部分については、まず、大府市は「子育て応援都市」ということで、子育て支援として、この議会でも、大体三つの大きなことを言っています。子ども医療費のこと、これは中学生まで無料。それから、17回の妊産婦健診の無料。それから、放課後クラブで、6年生まで受け入れる。こういうものを打ち出して、単なるネーミングだけではなくて、実際によい事業を行うことで、市内外の方に御理解いただいて、市外から転入された方でも「大府市は医療費が安いんだってね」とかいうようなお話の中で、来ていただいているというふうに、何度か聞いております。
 また、健康文化部長が答弁しましたが、おぶちゃんを通しての健康都市、これも、おぶちゃんを通してという一面とあわせて、大府市にはやはり、ウェルネスバレー関連の大事な施設があります。特に長寿医療研究センター。現在、やはり高齢社会の中で、認知症というのが大きな問題になっておりますけれども、今年度も実施しております「脳とからだの健康チェック」でございますが、平成23年に一度実施いたしました。このときに、参加者が5,111人。当時、私が担当しておりまして、詳しく覚えておりますが、そして、今年度の実施。これを市で行うと、なかなか参加していただけないんですが、長寿医療研究センターの看板を付けることで、非常に信用度が高い、市役所の信用度が低いわけではないと思うんですが、本当に、たくさんの方が積極的に、そして、前回もありましたが、今回は特に口コミも広がっておりまして、是非とも参加したいというお声をいただいております。
 こういうものが、よい事業を打つこと自身、そして、どういうふうにそれを伝えるか、これがシティプロモーションで成果があがっているかというふうに考えております。
 以上です。


○議長(深谷直史)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。


◆8番議員(鷹羽琴美)
 ただいまの答弁につきましては、承知いたしました。
 では次に、3項目目の今後の課題については、どのようにお考えになっているのか、お聞かせください。


○議長(深谷直史)
 お答え願います。企画政策部長。


◎企画政策部長(池田裕一)
 課題も、第1答弁でもお答えしましたが、二つの面があると思うんですね。まず、送る側、出す側の問題、そして、受け手のことをどういうふうに思うかと。
 出す側においては、いろいろなツールとか、いろいろとございますが、まずは出すというところに、どういう意味があるかという、職員がどういうふうに考えるかというところです。
 ここの部分についてもやはり重要な問題でして、同じ事業を打ちながらでも、どのように広報するのか。これによって、その効果が変わってくるかと思います。
 現在、職員の意識を更に高めるために、各課には広報主任という者を1名置いております。それで、広報主任を集めて、月1回、定例の会議を行っておりまして、ただ単にどういう記事を提供するかという会議ではなくて、意識付けの部分を行った中で、この広報活動を、シティプロモーションを推進していくという体制を取っております。
 もう一つは受け手の問題ですが、受け手というよりも、現在、市民が求める情報については、ニーズが多様化していると思うんですね。子供から学生さん、それから若い人、働く人、高齢者まで、いろいろな方がみえるんですが、広報おおぶは確かに読んでいただいていると思うんですが、先ほどホームページの話が出ました。ですから、こういう部分をどのように解決して、少しでも多くの方に知っていただくか、こういう部分かと思っております。
 それで、私どもの取組としまして、今年度の5月ですが、広報紙をスマートフォンで見られるようにいたしました。これは、5月に広報おおぶにも、その記事を掲載させていただいたんですが、そのような取組。また、若い人には、現在、ユーチューブとかの映像文化があるかと思いますが、このようなことへの働き掛けということで、今年、CMコンテストを行うことで、そういう動きを取らせていただいております。
 課題と、今、具体的な行動は、このように行っております。
 以上です。


○議長(深谷直史)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。


◆8番議員(鷹羽琴美)
 今の答弁で、課題ですとか、今後の取組とか、新しい取組についても、大体理解したんですけれども、今年度は市制45周年というメモリアルイヤーということもありまして、先ほどの答弁にもありましたように、今までにはなかったような特別なイベントも数多くございました。
 先週末に、おおぶ文化交流の杜「アローブ」で初めて開催されました「おおぶこどものまち」は、大変よい企画だと思いましたけれども、来年も同様のイベントを開催するのかなど、今後の取組で何か決まっていることがございましたら、教えてください。


○議長(深谷直史)
 お答え願います。企画政策部長。


◎企画政策部長(池田裕一)
 「おおぶこどものまち」、大変大好評でして、私は、土曜日は行くことができませんでしたが、日曜日の朝、始まる前におおぶ文化交流の杜のロビーに行ったら、あふれんばかりのたくさんの人に来ていただきました。報告によりますと、全体で1,800人ということで、これは想定よりもかなり多い人数でございました。それ以外にも、全国都市緑化あいちフェアのサテライト会場、これもにぎわいを見せております。
 こういうものを、単なる一発の打ち上げ花火ではなく、市民運動への展開、これを今後続けていきたいと。市制45周年ですが、次の市制50周年、そして、更に将来に向けてということで、取組については、市民に広がっていくような展開を来年度以降も検討させていただきたいと思っております。
 以上です。


○議長(深谷直史)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。


◆8番議員(鷹羽琴美)
 では次に、2点目の1項目目について、お尋ねいたします。
 広報おおぶの中のまちかど特派員によるコーナーは大変よい企画だと思いますが、これをもう少し発展させて、町田市の「まちだ自慢」サポーターのように、特派員が直接、まちの紹介のインターネットサイトに書き込むスタイルでの発信方法を今後取り入れるお考えはありますでしょうか。


○議長(深谷直史)
 お答え願います。企画政策部長。


◎企画政策部長(池田裕一)
 まちかど特派員の関係は、その方の、それを直接発信するかどうか、市の媒体を使ってとなるとスキルの問題もございますので、個人の方、又はその方たちがグループを組んで、何か行っていこうと、例えば、団体を組んで団体活動をやっていこうとか、そういうことであれば、市と協力して進めさせていただければと思います。
 更にそれが発展して大きな動きになれば、大府市においては、協働事業の中に、協働企画提案事業、市民から事業を提案して、それが市の行政に有効なものであれば、それを支援するような取組もございますので、具体的な動きがあれば、そのような調整をさせていただきたいと思います。
 以上でございます。


○議長(深谷直史)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。


◆8番議員(鷹羽琴美)
 2項目目の新たな展開につきましては、先ほどの答弁にもありましたように、11月18日より、大府駅構内にてデジタルサイネージを活用した情報提供を開始されたとのことですし、今、御答弁いただきましたように、インターネットサイトに市民が直接書き込む形の情報発信に関しましても、今後、団体活動などに発展していけば、協働企画提案事業として前向きに検討いただけるというような御答弁をいただきましたので、今後の展開に期待したいと思います。
 続きまして、3点目「『おぶちゃん』の活用について」の1項目目と2項目目についてですが、「おぶちゃん」を「健康都市おおぶ」を情報発信するための健康づくりマスコットキャラクターとして位置付け、様々なイベントにもたくさん参加したり、商標登録を行って、大府市の公式キャラクターとして、ほかのキャラクターとは差別化を図っていることがわかりました。
 では、3項目目の「おぶちゃん」の活用促進について、お尋ねいたします。
 先ほどの答弁の中で、今後は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など新たな電子媒体の活用も検討されていくとおっしゃっておりましたけれども、LINE(ライン)やカカオトークなどの無料通話アプリに、スタンプという機能があることは御存じかと思います。
 きっとこの中にも、LINE(ライン)などの利用者がいらっしゃると思いますが、私もLINE(ライン)を利用しており、相手との親しさの度合いによって、使うのをためらう場合もありますが、スタンプは、押すだけで簡単にそのときの気持ちを表現してくれるので、文章で書くほどでもない返信や、打つのが少し面倒な場合などに大変便利ですし、かわいさやおもしろさを添えてくれたりもします。
 恐らく最も有名なゆるキャラであろう「ふなっしー」はもちろん、大府市と災害時相互応援協定を締結している富山県小矢部市のシンボルキャラクターで、今年のゆるキャラグランプリでは5位にランクインした「メルギューくん」「メルモモちゃん」や、半田市観光キャラクターで、同じく9位の「だし丸くん」など、多くのキャラクターが、LINE(ライン)のクリエイターズスタンプを作っています。
 「おぶちゃん」も普通のポーズ以外に、チアガール風のものやクッキングスタイルなど、たくさんのパターンがあるのを私も目にしております。「おぶちゃん」のスタンプを出せば、ライン利用者などの若年層にも「おぶちゃん」をアピールでき、スタンプを受け取った相手にも拡散できると思うのですが、このようなスタンプの検討はされているのでしょうか。


○議長(深谷直史)
 お答え願います。健康文化部長。


◎健康文化部長(久野幸信)
 ソーシャル・ネットワーキング・サービスに対しては、先ほどのシティプロモーションの中でも、どういった活用をするかというのがありますが、直接、市のほうから情報を発信するというところにまだ至っていないのが現状です。
 ただ、御質問にもございますように、そういったものは特に若い世代の方たちが非常にたくさん活用しているというのは、存じ上げております。
 私も一部活用しているところはありますが、その中で、LINE(ライン)等のスタンプについては、公共団体でもそういったものを作ってやっているというのも知っております。
 それで、大府市も、単に情報発信をするというわけではなくて、「おぶちゃん」を通したきずなづくりみたいなものとか、そういったものには、一つ効果があるのかなということは感じております。
 ですので、これがすぐできるかどうかというのはちょっと別としましても、検討はしていきたいと考えておりますので、今後、どういった形になるかは別としても、LINE(ライン)社の登録商標にするのか、また、違うやり方をやっているところもございますので、それができる方法を少し検討してまいりたいと思っております。
 以上です。


○議長(深谷直史)
 答弁終わりました。8番・鷹羽琴美議員。


◆8番議員(鷹羽琴美)
 一応、前向きに検討していただけるというふうに理解いたしまして、今後、もし、「おぶちゃん」スタンプができましたら、私もぜひ利用させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 では、最後に、私の意見を述べたいと思います。
 このたびの行政視察で、町田市のシティプロモーションを調査研究し、「まちだ自慢」サポーターやロゴマークなどのわかりやすい取組を見て、大府市では、表立ったシティプロモーションの取組があまりなされていないように感じ、ぜひ取り入れたほうがよいのではないかと思いました。
 しかし、今回の御答弁を伺いまして、シティプロモーションとは、単なる情報発信だけではなく、これまで市長が取り組んでこられた子育て支援などの大府市の行政施策の一つ一つが、全てシティプロモーションであるという認識のもとで行われてきたことを伺い、なるほど、さすがだなと感心いたしました。
 そのかいあって、大府市の人口は、現在も年間約800人ずつ増え続け、まもなく9万人を超えようとしています。税収も安定しており、財政運営も健全ですので、大府市は、言わば勝ち組と言えるでしょう。
 しかし、人口減少時代は、今後必ず訪れます。現状に甘んじることなく、安定している今のうちから対策を講じることで、市外の住民には住みたくなるまち、市内の住民にはずっと住み続けたいまちとなり、選ばれるまちとなって生き残っていけるのだと思います。
 そのためには、もちろん、まちづくり施策も重要ではありますが、先ほども申しましたように、市民が直接情報サイトに書き込んで、大府市の観光名所やおすすめの店を紹介するなど、市民にもわかりやすく、市民を巻き込んだシティプロモーションを展開することも有効であると考えます。
 また、何と言いましても、やはりマスコミやメディアの影響力は大変大きいと思います。自分のなじみの店が雑誌で紹介されれば、何となくうれしかったりしますし、市内のイベントがケーブルテレビで放送され、友人や知人が出るとなれば、見るでしょう。それが地元の民放局であったり、全国放送の番組であれば、なおさら、たくさんの人に宣伝して、より多くの方々に見てもらおうと努めるのではないでしょうか。
 今回、郵送キット健診について視察に伺った神奈川県綾瀬市では、シティプロモーションにも積極的に取り組んでおられ、フィルム・コミッションを設立して、今までにも、映画やテレビドラマのロケ地として、議場や庁舎などが利用されているとのことでした。これは関東ならではの強みだろうと、半ば諦めておりましたけれども、遠方の知人にこの話をしたところ、フィルム・コミッションというのは、地元の原風景など、大府市のような地方にこそチャンスがある企画だと伺いましたので、諦めることなく、いつか全国ロードショーで大ヒットする映画のワンシーンに、大府市のどこかが利用され、「あのシーン、大府市のあそこなんだよ」と誇らしく宣伝する日を夢みたいと思っております。
 また、市民の皆さんにシビックプライドを持っていただけるよう、小さい頃から郷土愛を育むような教育を行って、大府を愛する心を養い、市民一人一人が、大府市のセールスマンであるという意識を持って、シティプロモーションに取り組んでいけるような未来になることを期待し、また、私自身も、自分が大府市のシティプロモーションを担っているという自覚を持って、今後の活動を行っていくことを肝に銘じまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。